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2014.06.14 Saturday
学名 Erosaria miliaris
和名 ハツユキダカラ
分類 盤足目 タカラガイ超科 タカラガイ科
第7回はハツユキダカラ。
小松海岸で拾えるタカラガイ科の貝としては、メダカラに次いで多い貝です。
浜の真ん中の防波堤から今切川河口まで下を向いて歩けば、少なくとも3つくらいは拾えます。
特徴は茶色っぽい地に雪のような水玉模様と、そこに入る灰褐色のライン。
ビーチコーミングを始めたばかりの頃(といってもまだ数年前)は、ハツユキダカラが拾えたらすごく嬉しかったんですよねー。
そういう意味では思い出深いタカラガイです。
今でも落ちていたら、とりあえず手に取ってみる貝です。
この写真のものは最近拾ったやつですが、結構大ぶりでぷっくりとした良いカタチをしており、ツルピカとは言わないまでもツヤも残っています。
こういう状態の良いものを拾うと、珍しくないと分かっていても何となく嬉しいものですね。
小松海岸の貝図鑑 :: comments (0) :: trackbacks (0)
2014.06.13 Friday
気が付けば、拾ってもう4ヶ月以上経つんですねぇ。
当初は目も塞がり、酷い風邪でどうなることかと思ってましたが……。
結局、我が家の子として迎え入れることになり、懸命の世話によってこんなに元気になりました。
悪戯好きなので大変です。
茶色い涙が出る結膜炎は慢性化してしまっており、獣医さん曰く根治は難しいだろう、とのこと。
マメに拭いてやるしかないようです。
本人が全く気にしてないので、まぁ、いいかな、と。
今は先住のサチ姉さんと同室で、仲良く……はないですが、何とかやっています。
できればもう少し性格的に落ち着いてほしいのですけどねー。
まだ子供なので仕方ないかな、と。
ともあれ、元気に育ってくれれば。
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2014.06.13 Friday
学名 Scapharca kagoshimensis(サルボウ)
Scapharca inaequivalvis(クイチガイサルボウ)
和名 サルボウ
クイチガイサルボウ
分類 フネガイ目 フネガイ科
第6回はサルボウです。
殆ど違いの無いクイチガイサルボウも、ここで一緒に紹介してしまいます。
というか、正直なところ、俺にとって完全に見分けるのは荷が重いのですw
小松海岸においては、大量に漂着している貝のひとつで、生貝も何度か見たことがあります。
サルボウはアカガイの代用として流通するほど、食味の良い貝だそうです。
内外ともに見た目もよく似ています。
サルボウとクイチガイサルボウは放射肋が32本前後、アカガイは42本前後、そして同じフネガイ科のサトウガイは38本前後となっており、放射肋を数えることで大体の同定が可能となっています。
横から見ると丸っこいハート型で可愛いですね。
さて、サルボウとクイチガイサルボウの違いなんですが、名前の通り左右の殻が食い違っているのがクイチガイサルボウ、だとばかり思っていたところ、実はサルボウも多少は食い違っているそうで、どうにも『食い違い』がゲシュタルト崩壊を起こしそうです。
1枚目の写真では、ご覧の通り見事に(?)食い違ってるように見えますね。
それでは他の見分け方はというと、サルボウに比べてクイチガイサルボウの方が殻の膨らみが多少強いだとか、多少大きくなるとか、殻頂近くの放射肋に顆粒(つぶつぶ)があるとか、どうにも微妙なものばかり。
せめて合弁が多く漂着していれば、比較できて分かりやすかったのでしょうが、今回小松海岸で拾えた合弁はこれひとつだけだったんですよねー……。
台風の後なんかだと、結構合弁も拾うことができるのですが。
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2014.06.12 Thursday
学名 Crepidula onyx
和名 シマメノウフネガイ
分類 盤足目 カリバガサガイ科
第5回は、北米原産の黒船(?)、シマメノウフネガイです。
恐らくは船のバラスト水などによって日本に持ち込まれ、1960年代後半に初めて東京湾で確認されて以降、急激にその生息域を広げていきました。
小松海岸にもかなりの数が打ち上げられています。
アワビやサザエ、アカニシなどの生貝の貝殻に付着して、それらの排泄物や有機質のゴミを食べる寄生生活をしており、宿主の商品価値を落としたり、取り除くのに手間がかかったりするため、漁師さんには嫌われているようです。
ただ、見た目は微妙ですが、意外と味は良いらしいですよ。
なかなか食べる機会もないですがw
学名のonyxは縞瑪瑙(シマメノウ)のことで、そのまま和名に使われています。
パッと見は地味なので、どの辺がシマメノウなのかイマイチ分かりませんw
学名のCrepidulaの方は、どうもサンダルとかスリッパとか、そういったもののようで、こうやって裏返してみるとその理由がよく分かると思います。
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2014.06.11 Wednesday
学名 Fulvia mutica
和名 トリガイ
分類 マルスダレガイ目 ザルガイ科
第4回は、これまた小松海岸の打ち上げ常連、トリガイです。
幼貝の殻(写真上段)も結構漂着していますので、それなりの数が生息していると思われますが、意外にも今まで生貝を殆ど見たことがありません。
そういえば合弁も滅多に見ませんね。
バカガイよりは少し深いところに生息しているようです。
トリガイの名前の由来は、剥き身にしたときの食用部分である足が、鳥のクチバシのように見えるからであるといわれていますが、他にも食味が鳥っぽいから、なんて説もあります。
俺、実は基本、貝類が食べられません。
しかし、トリガイは数少ない食べられる貝なんですね。
お寿司屋さんで、わざわざ注文して食べるくらい好きです。
(他にホタテ、アカガイなども食べます)
だから味は分かります。
正直、食べても鳥の味はしませんよねぇ……?
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2014.06.10 Tuesday
学名 Mactra chinensis
和名 バカガイ
分類 マルスダレガイ目 バカガイ科
第3回は、小松海岸における名物のひとつと言っても過言ではないバカガイです。
春の大潮の干潮になると、スコップを持ってバカガイ掘りに来る人がいます。
また、時化の後には生貝が多く打ち上げられるため、それを波打ち際で採っている人もいます。
時化とは言えないレベルのちょっとした荒れの後でも、わりと結構な数の生貝が漂着して口を開けているところに遭遇したりしますので、相当な量のバカガイが生息していると思われます。
このように採集者の多い人気者の貝ですが、噛んでいる砂の量がハンパないのと、アサリ等のような方法で砂抜きができないという問題があるため、美味しく食べるためにはそれなりに苦労します。
湯がいて砂を除いた身は、ご存知『青柳(あおやぎ)』と呼ばれ、美味しい食材として有名です。
また、貝柱は『小柱』や『あられ』と呼ばれ、搔き揚げなどにされるそうです。
聞くだけで美味しそうですね。
バカガイはなぜ『バカ』という不名誉な名がついたのでしょう。
Wikipediaを引用しますと……。
1、外見はハマグリに似ているものの、貝殻が薄く壊れやすいことから「破家貝」として名付けられたとする説。
2、いつも貝の口をあけてオレンジ色をした斧足(ふそく、筋肉による足)を出している姿が、あたかも口を開けて舌を出している「馬鹿」な者のように見えたとする説。
3、一度に大量に漁獲されることがあるので、「『バカ』に(「非常に、凄く」の意)多く獲れる貝」の意でその名が付いたとの説。
4、たくさん獲れた地域の名「馬加(まくわり)」(現在の幕張)を「バカ」と音読みし、「バカ貝」と呼ばれるようになったとする説。
5、馬鹿がハマグリと勘違いして喜ぶ様から馬鹿が喜ぶ貝という意味であるとする説
6、蓋を閉じずに陸に打ち上げられて鳥に食べられてしまうことなどの行動から「バカ貝」と呼ばれるようになったとする説。
7、頻繁に場所を変える「場替え貝」から来ているとする説。
といった感じで諸説あるようです。
ビーチコーマーとしては、6番目の光景をよく見るので6番目の説がイチオシですかねw
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2014.06.09 Monday
学名 Mya arenaria oonogai
和名 オオノガイ
分類 オオノガイ目 オオノガイ科
第2回は、これまた大きな二枚貝、オオノガイです。
小松海岸ではアリソガイやバカガイほどではないにせよ、結構な数が打ち上げられていて、いつでも拾うことのできる貝殻のひとつですが、兵庫県、佐賀県、熊本県では絶滅危惧I類となっており、その他の県でも準絶滅危惧種となっているところがあるようです。
そういえば、生貝はあまり見たことがないような気も……。
泥混じりの砂地に生息しているとのことで、それだけ聞くと吉野川河口の干潟あたりなんて沢山いそうですが、どうなんでしょうねー。
結構悪くない味だそうです。
左殻の殻頂には、『弾帯受』と呼ばれるスプーンみたいなカタチをした部分があります。
ここに右殻を乗せるカタチになっているそうですね。
合弁があればもっと分かりやすかったんですが……。
それに、この写真だとちょっと見づらいでしょうか。
こっちの方が分かりやすいかも。
写真は無いのですが、右殻は弾帯受のある左殻よりも少し大きくなっています。
合弁が拾えたら、改めて写真を載せましょう。
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2014.06.08 Sunday
ここ最近、標本を作るためにのんびりと貝を集めているのですが、そのついでに小松海岸で拾える貝の備忘録(簡易Web図鑑)も作ってみようかな、と思い立ちまして、早速こうやって書いている次第です。
記念すべき(?)第1回は、小松海岸でも一際目を引く大きな二枚貝、アリソガイです。
学名 Coelomactra antiquata
和名 アリソガイ
分類 マルスダレガイ目 バカガイ科
特徴は殻長12cmにも達するその大きさと、殻頂周辺の綺麗な紫色。
漢字では荒磯貝と書きますが、磯ではなく砂地に生息しています。
中国では一般的な食用貝だそうです。
全国的に減少傾向にある貝らしく、愛知県と千葉県では絶滅危惧粁爐箸覆辰討い泙后
小松海岸では貝殻は普通にいつでも拾うことができますし、荒れた後には必ずと言っていいほど生貝や合弁が打ち上げられており、それも決して少なくない数ですから、小松海岸においては普通種と言えると思います。
とはいえ、これから減少していく可能性は大きいので、気をつけないといけませんね。
幼貝もかなり打ち上げられますが、綺麗な紫色の殻は薄く割れやすいため、綺麗な状態のものを拾うのは意外に難しかったりします。
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