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2012.04.30 Monday
相変わらず海へ行く時間がとれないため、再度近くの旧吉野川へ。本当はビーチコーミングのページ用の写真を撮りに行きたいんですが・・・。
さて、この日は行く前に河口堰管理所のHPを見て水位を確認。
水が引いていないとどうしようもないですからね。
今回は前回より水位が低かったこともあり、色々拾うことができました。
まだまだ落ちてるので、しばらくは良い暇潰しになりそうです。
前回に引き続き磯じまんのビン。
今回拾ったのは左側。
右が前回拾ったものです。
ご覧のとおり、今回拾ったものはスクリューが切ってあります。
右の方が古いということですね。
ビンの形もちょっと違います。
エンボスの書体はほぼ同じ。
底面にChansonというエンボスのある黒いビン。
三角形で小さく、容量も少ないです。
シャンソン化粧品のビンかもしれませんが、何とも言えません。
続いて型紙摺りの陶片。
明治でしょうか。
上の型紙摺り陶片の内側です。
重ね焼きの跡があります。
銅版転写と思われる陶片二種。
右側のものは『将棋の駒』柄のようです。
なかなか面白い。
高台が二重になったもの。
時代はちょっと分かりません。
結構古そうですけどね。
醤油皿です。
そんな古いものではなさそうですが、違い鷹の羽の紋がカッコいいのでお持ち帰り。
素朴な絵の描かれた湯呑みらしきもの。
水墨画っぽいです。
時代不明。
まぁ、これも新しそうです。
陶片四種。
右下の茶色っぽいやつは、元々微妙に青みがかった白のような色だったと思うのですが、藻類によってすっかり変色してしまってます。
漂白剤に浸けてこれです。
薄らとですが、桜だか梅だかよく分からない花の絵が見えます。
緑っぽい色の陶片。
高台がちょっと変わってます。
見るからに新しそうなもの。
右側は丼の蓋のような気がします。
リバーコーミング&陶片&ビン :: comments (4) :: trackbacks (0)
2012.04.26 Thursday
ここしばらく、またバタバタしてまして、海に行く時間がありません。「あー、海に行きたいなー」と思っていた23日の夕方。
日没までの1時間ほど手が空いたので、近所の旧吉野川を見に行ってみました。
別に何か拾おうとか思っていたわけではなく、ちょっと癒されに、といった感じだったのですが、行ってみると岸辺を歩くことができる程度に水が引いていました。
それならばと、普段は川底になっているところを歩き始めると、早速割れた茶碗を発見。
そんな古そうではなかったので拾わずにおこうと思ったのですが、何となく高台を見ると変なマークと番号が書いてあります。
ここで、ネットで多少なりとも勉強してたのが役に立ちました。
そう、これは統制番号に違いない。
模様はこんな感じです。
統制番号が付くのは昭和16年から終戦まで、だったかな。
付け焼刃の知識なので、不確かです。
こんなんじゃいけませんね。
で、これがその統制番号です。
『岐』に76という数字が見えます。
岐阜県の窯で作られたものであることは間違いないんですが、残念ながら76が何処の窯かまでは分かりませんでした。
ネットで検索しても出てこないんですよね。
ほくほくしながら、更に泥まみれの茶碗の底のようなものを拾って川の水で濯いでみれば、どうも五弁花らしきものが・・・。
江戸陶片ゲットか?
ひび割れた緑っぽい色。
茶碗にしてはちょっと小さいです。
小鉢くらいでしょうか。
五弁花らしきもの。
多分間違いないと思うんですが、自信がありませんw
今度の観察会のときに鑑定していただかないと。
他にも磯志まんの瓶と・・・。
底面にOTUKA SEIYAKUとエンボスのある容器を拾いました。
ほんの1時間足らずで、随分楽しむことができました。
いやー、あるところにはあるもんです。
ただ、このリバーコーミング、海と違って少々ヘドロ臭いのと、爽やかさに欠けるのがね・・・。
それでも、車で数分の近所ですし、散歩がてらに行くには丁度いいということで、これからも時々調査しに行ってみたいと思います。
何せ、すぐ近くに勝瑞城があったような場所ですから、何かお宝が見つかるかも!?
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2012.04.23 Monday
凄まじい悪天候の22日、日曜日。えーと、爆弾低気圧っていうんでしたか?
つい先頃にもありましたけど、ホント台風と大差ないですよね。
そんな嵐の中、県立博物館へ展示作業に行ってきました。
名田橋付近を通ったとき、この雨と風の中で開催された徳島マラソンの選手の方々が走ってらっしゃいましたので、「無事ゴールしてください」と心の中でお祈りしておきました。
しかし、元気ですね。
羨ましい限り。
県立博物館到着は午後1時半頃。
まずは何はともあれ、と思ってトイレへ行ったところ、森の人様とバッタリ。
まさかトイレでお会いするとはw
早速展示室へと案内していただきました。
展示室内では既に観察会メンバーの皆様が作業中。
この悪天候の中、皆さん朝から来ていらっしゃったようです。
さすがの一言。
さてさて、自分のコレクションの中から、展示物を選んでいきます。
俺はホームビーチが鳴門方面なので、人工物をメインに展示させていただくことに。
ただ、櫛木名物(?)のブンブクと猪の骨だけは外せませんでした。
あとはビーチグラス、ビー玉、目薬瓶にフィギュア、ミニミニカードダスなど。
フィギュアの正式名称(アポロン・トラングー)を書いておくべきかどうか、ちょっと迷ったんですが、ぶっちゃけ名前なんかどうでもいいか!という結論に。
というわけで、以下作業風景などの写真をちょっとだけ。
展示作業は和気藹々と行われました。
文化祭とか学園祭のノリで楽しかったです。
渚の探偵:助手様が発見した鯨の骨。
blogで拝見していましたが、いや、ホントに凄い迫力。
ヤバイです。
もし俺がこんなもの発見したら、その場で卒倒する自信があります。
是非とも実物を見て、その大きさに驚愕していただきたい逸品。
石井忠先生所蔵の品々。
そりゃもう、ビーチコーマーからすれば宝の山です。
鼻血モノです。
宍喰在住の方が制作したアーティスティックな巨大展示物。
発想も凄いですが、作る気力と熱意もすごい。
そのバイタリティとセンスを分けていただきたいです(切実)
これも是非、実物を見て驚愕してください。
作業終了は19時、ということで夜の博物館です。
いい雰囲気。
まさにナイトミュージアム。
良い経験をさせていただき、新しい発見や出会いもあり、充実した時間を過ごすことができました。
こんな機会を与えていただき感謝感謝です。
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2012.04.19 Thursday
色々ありまして、しばらく更新お休みしてましたが、そろそろ復活です。まぁ、元々更新が滞るのなんて珍しくないblogなんですけどね。
県立博物館の展示に先駆けて、HPの方にビーチコーミングのページを作りました。
「ビーチコーミングしてみたいけど、どこに行けばいいか分からない」というビギナーさん(俺もビギナーですけど)のお役に立てればいいな、と思いまして。
とは言っても、30分程度で作った、あくまで仮のページです。
そのうち、写真を使ってもう少しまともなカタチにする予定ですが、今はちょっとバタバタしていて時間がとれそうにありません。
夏までにはどうにか・・・。
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2012.04.07 Saturday
昨日の記事の続きなんですが、正直あまりビーチコーミングと関係ありません。でも、全く関係ないわけでもないので、ビーチコーミングのカテゴリに入れました。
千鳥ヶ浜で陶片を拾った後、潮騒荘別館の裏の地磯を少し見ていこうと思い、地磯に隣接しているルネッサンスリゾートナルトの第三(だったはず)駐車場の端から、海岸へ降りていこうとしていたときのこと。
目の前に古そうなガラスの小瓶が落ちているではないですか。
海水で軽く洗うと、縦に『るり羽』というエンボスが見えます。
その裏側には、横書きで『容 定』のエンボスも。
恐らく、これは右から読むんでしょうね。
早速検索してみたところ、昭和初期から中期くらいの白髪染めの瓶であることが分かりました。
瓶を拾った周囲を軽く見渡してみると、なるほど、陶片などが少々散らばっています。
おやおや、これはまさか、と思ったのですが、ここで時間切れとなってしまい帰宅。
で、翌日の朝。
小瓶を見つけた周囲を、よく観察してみます。
どうやら、ごくごく小規模なハケのようです。
何かが深く埋まっている、という感じでもなかったので、軽く表面の土をどけてみると、陶片やガラス瓶がいくつか出てきました。
ハケで拾ってきた陶片です。
まぁ、そんな古いものではないでしょう。
昭和の雑器といった感じ。
化粧品の入っていたガラス容器。
左側の底にはPOLAの文字。
右側にはJUJUの文字がありました。
ご存知、株式会社ポーラとジュジュ化粧品株式会社のものです。
検索してみたところ、右側のジュジュのガラス容器は昭和22年頃のものだそうです。
ハケの大体の年齢が分かりました。
ガラス瓶です。
左が最初に拾った『るり羽』の小瓶。
右側のものはエンボスもなく、詳細不明です。
口の部分が非常に狭いので、これも化粧品関連のものかもしれません。
共にほぼ割れ欠けなし。
よくわからない鳥型の陶器が出ました。
尻尾とクチバシに穴が開いています。
帽子みたいなものを被ってますが、非常に間が抜けています。
出ました、目薬瓶! ・・・の破片が。
綺麗なブルーです。
完品だったらどんなに嬉しかったか。
ん? あれ? 目薬瓶?
青い丸が今回発見したハケの場所。
赤い丸が以前、目薬瓶を拾った場所。
あの目薬瓶、ここから流出したんじゃ・・・
さて、このハケ、ちょっと調べた結果、これ以上何も出ませんでした。
長期間使っていたわけではなく、一度か二度くらいゴミを捨てただけ、といった感じ。
何となく、昔近所にあったホテルや旅館から出たゴミのような気がします。
一応周囲も調べましたが、他は新しいゴミばかりでした。
そんなわけで、竜宮の磯へと移動。
ここでも少しだけ怪しい場所を調べてみたところ・・・。
こんなん出ました。
左側は多分、糊の瓶かインク瓶だと思います。
残念ながら綺麗に真っ二つ。
非常に質の悪いガラス瓶で、気泡どころか小石みたいなのが沢山混じってますし、表面もかなりガタガタで、「商品としてどうなの、このクオリティ」と言いたいレベル。
もしかしたら、戦中の物資不足の頃のモノかもしれません。
右側は陶片です。
潮騒荘のところのハケから出た陶片よりは、ちょっと古そうです。
海岸って意外とハケ多いですよね。
まぁ、要するにゴミを捨てる不届き者が多いというわけでもあるので、手放しで喜べることじゃないんですけども。
それでも、こういう古いものが出てくる分には面白いです。
空き缶とかペットボトルはもう満腹ですがねw
あ、そういえば、この後帰宅したら、漂着物展のチラシとポスターが届いていました。
俺のような馬の骨にまで、わざわざありがとうございます。
うーん、あと20日か。
ほんと楽しみです。
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2012.04.06 Friday
しばらく小松海岸ばかりだったので、今回は久々に鳴門方面へ。まずはいつものようにホームの櫛木海岸を歩きますが、大したものはありません。
唯一拾ったのがコレ。
梅っぽいマークが気に入ったのでお持ち帰り。
裏には文字が書いてあるのですが、擦れていて読めません。
鳴門スカイラインを通って千鳥ヶ浜へ向かいます。
今回の千鳥ヶ浜は、大シケ後のわりに貝類の漂着は少なめ。
満潮近かったのが悪かったのかもしれません。
仕方ないので目に付いた陶片をメインに拾ってきました。
少しネットで勉強したんですが、やはり陶片は分かりません。
これらは何となく新しそうな陶片。
こちらは何となく古そうな陶片。
単にエージング度合いの違いかもしれません。
ごく新しそうなやつは、近くのホテルや旅館から出たゴミのような気もします。
そうだったらちょっと切ないw
あ、初めて麻雀牌を拾いました。
結構重いです。
裏側の部分は取れてしまっていました。
長い間海中にあったんでしょうね。
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2012.04.03 Tuesday
長原突堤から月見ヶ岡海岸周辺を歩いてきました。高校生の頃、よくこの長原突堤には釣りに来ていました。
うーん、懐かしい。
スズキやチヌ、カレイ、良型のキスからメッキアジ。
先端付近では木っ端グレも釣れる良い釣り場です。
そんな長原突堤の根元から、北に向かって歩き始めました。
しかし、思ったより漂着物が少ないんですよね。
沖に消波ブロックがあるからかもしれません。
土器片どころか、貝の類さえ少なく、犬のフンばっかり落ちていてゲンナリしました。
そこで、ちょっと車で場所を移動。
月見ヶ岡海浜公園に隣接する月見ヶ岡海水浴場から、南に向かって歩くことに。
しばらくは沖に消波ブロックもないため、貝類も豊富に漂着しています。
いや、それにしても、駐車場に困らないし、トイレも自販機もあるし最高ですね、ここは。
シーズンオフだから人も少なく、のんびり歩くことができました。
そんな月見ヶ岡海岸で拾ってきたのがこちら。
貝類に関しては、小松海岸と然程変わらないようです。
上段左からサルボウ(クイチガイサルボウ?)、トリガイ、多分ハマグリ。
下段左から恐らくウラカガミ、スダレガイ、一番右は不明。
上段左からお馴染みのハツユキダカラ3つ、ハイガイ、サルボウ。
下段左から多分ちっちゃいアリソガイ2つ、巻貝は不明、右はシジミ?
で、土器片です。
ちゃんと拾えました。
上段左は何か赤っぽいです。
レンガとか植木鉢ではないと思いますが、土器ではなく古いタコツボだったりしたら、俺には到底判別できませんので一応保留。
上段右も土器片かどうか正直微妙です。
上段中央、下段左は間違いないと思います。
下段真ん中は表にも裏にも波模様のようなものが薄らあります。
質感的には小松海岸で拾った須恵器片に近いでしょうか。
右下は陶片です。
今回、最初に歩いたのは青い丸の辺りです。
沖に消波ブロックがあり、漂着物は貝類も含めて微妙でした。
その後、月見ヶ岡海浜公園の駐車場に車を置いて、赤い丸の辺りを歩きました。
土器片を拾ったのも全てこちら側。
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