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2014.06.12 Thursday
学名 Crepidula onyx
和名 シマメノウフネガイ
分類 盤足目 カリバガサガイ科
第5回は、北米原産の黒船(?)、シマメノウフネガイです。
恐らくは船のバラスト水などによって日本に持ち込まれ、1960年代後半に初めて東京湾で確認されて以降、急激にその生息域を広げていきました。
小松海岸にもかなりの数が打ち上げられています。
アワビやサザエ、アカニシなどの生貝の貝殻に付着して、それらの排泄物や有機質のゴミを食べる寄生生活をしており、宿主の商品価値を落としたり、取り除くのに手間がかかったりするため、漁師さんには嫌われているようです。
ただ、見た目は微妙ですが、意外と味は良いらしいですよ。
なかなか食べる機会もないですがw
学名のonyxは縞瑪瑙(シマメノウ)のことで、そのまま和名に使われています。
パッと見は地味なので、どの辺がシマメノウなのかイマイチ分かりませんw
学名のCrepidulaの方は、どうもサンダルとかスリッパとか、そういったもののようで、こうやって裏返してみるとその理由がよく分かると思います。
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