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2014.08.06 Wednesday
学名 Solecurtus divaricatus
和名 キヌタアゲマキ(砧揚巻)
分類 マルスダレガイ目キヌタアゲマキ科
久々の小松海岸の貝図鑑更新です。
この時期、小松海岸は海水浴客などでいっぱいなため、写真を撮りにいけないんですよね。
カメラ持ってウロウロできるような状況じゃあございませぬw
さて、砧揚巻という随分と洒落た名前を持ったこの貝。
砧とはアイロンのなかった時代、布を叩いて皺を伸ばしたり、柔らかくしたりするために使った木槌にも似た道具のこと、もしくはその行為そのものだそうです。
揚巻とは主に昔の人の髪型を言うそうですが、はたしてどういう意味で貝の名前につけたのか。
ちなみに、小松海岸ではごく普通に打ち上げられています。
しかし、生貝を見たことはありません。
軟体部は殻に比べて随分大きく、殻の中には収まりません。
そんなわけで、貝殻も合弁を拾うとよく分かりますが、左右の殻同士がぴったり重ならず、前後に軟体部を通すための隙間が開いています。
殻の後端には石灰分が沈着しますので、この写真のものだと右側が後ろだということですね。
味は非常に良いそうですが、なかなか生貝が手に入らないそうです。
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2014.07.02 Wednesday
学名 Tegillarca granosa
和名 ハイガイ(灰貝)
分類 フネガイ目 フネガイ科
記念すべき(?)第10回はハイガイです。
貝殻を焼いて石灰を作ったことから、灰の貝でハイガイという名前がつけられています。
ハイガイは亜熱帯性の貝で西日本を中心に分布しており、海水温が高い時代は東北地方まで広く生息していたようです。
縄文時代など古代人の造った貝塚においては構成のメインを占めるほどで、相当の量が食べられていたことが研究で判明しています。
しかし、現代では絶滅の危機にあり、有明海と瀬戸内海の一部で生息を確認できているのみとか。
それだけ環境破壊が進んだ、ということなのでしょうか。
小松海岸では、沢山というほどではありませんが、普通に拾える貝のひとつです。
拾える貝殻はかなり古いもので、少なくとも数百年以上は前のものだと考えられています。
写真のものは見るからに古そうですが、もっと新しそうに見えるハイガイの殻も落ちており、実はもっと最近までそこに存在していたのではないか、と思ってしまいます。
ハイガイは同じ小松海岸で拾えるサルボウとよく似ています。
左がハイガイで、右がサルボウです。
放射肋(殻表面の放射状のスジ)の数がハイガイは16本前後で、サルボウは32本前後となっており、こうやって並べて比較すれば一目瞭然です。
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2014.06.24 Tuesday
学名 Solen strictus
和名 マテガイ(馬刀貝)
分類 マテガイ上科 マテガイ科
第9回はマテガイです。
特徴的なその形は、浜でもよく目立ちます。
俺はこのマテガイを掘りたいと常々思っておりまして、小松海岸でも何度か試してみたことがあるのですが、結果は全くの空振りでした。
新しい殻が漂着することから見ても、環境面から考えても、間違いなく生息しているはず……。
うーん、俺の探し方が悪いのでしょうかね。
バター焼きや酒蒸しなど、どのように料理しても美味しい貝です。
パスタに入れたりもします。
マテガイの獲り方。
1、ごく普通の塩を用意します(濃い目の塩水だと尚良いそうです)
2、マテガイの棲んでそうな場所を1〜3cmほど周囲ごと掘り下げます(表面の砂をどける感じ)
3、菱形っぽいカタチをした巣穴があれば、そこに塩を投入します。
4、マテガイが飛び出してきたら、すかさず掴んでゆっくり引き抜きます。
どうでしょう。
文字だけ見ても楽しそうですよね。
皆さんも、マテガイのいそうな場所を見つけたら、是非やってみてください。
そして、もし採取できたら俺にも場所を教えてくださいw
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2014.06.21 Saturday
学名 Anomia chinensis
和名 ナミマガシワ
分類 ウグイスガイ目 ナミマガシワ超科 ナミマガシワ科
第8回はナミマガシワです。
豊富な色彩、およそ貝らしくないセルロイドのような触感、そして透明感ある美しさ。
それら全てが、浜を歩く人々に拾い上げたくなる気持ちを起こさせます。
『波間柏』なんて名前が、また素晴らしく粋ですよね。
小松海岸ではかなりの数が打ち上げられており、集めようと思えば相当の数が集まるでしょう。
さて、このナミマガシワ、他の貝や岩などに付着して生活しています。
打ち上げられているのは殆どが左殻。
右殻はかなり頑丈に岩などにくっついていますので、貝自体が死んでもなかなか剥がれず、あまりお目にかかることがない、というわけです。
1枚目、2枚目の写真にもいくつか混じっていますが、小松海岸では黒いナミマガシワを結構な確率で拾うことができます。
ここまで黒いものは、意外と他県の浜では数が少ないレアものだそうです。
そんなわけで、一部では小松海岸名物 『ブラックナミマガシワ』 なんて呼ばれています。
なぜ黒くなったのか、明確な答えは未だ出ていませんが、砂に埋もれている間に何かしらの成分変化が起こったのではないか、と個人的には考えています。
是非、小松海岸で探してみてください。
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2014.06.14 Saturday
学名 Erosaria miliaris
和名 ハツユキダカラ
分類 盤足目 タカラガイ超科 タカラガイ科
第7回はハツユキダカラ。
小松海岸で拾えるタカラガイ科の貝としては、メダカラに次いで多い貝です。
浜の真ん中の防波堤から今切川河口まで下を向いて歩けば、少なくとも3つくらいは拾えます。
特徴は茶色っぽい地に雪のような水玉模様と、そこに入る灰褐色のライン。
ビーチコーミングを始めたばかりの頃(といってもまだ数年前)は、ハツユキダカラが拾えたらすごく嬉しかったんですよねー。
そういう意味では思い出深いタカラガイです。
今でも落ちていたら、とりあえず手に取ってみる貝です。
この写真のものは最近拾ったやつですが、結構大ぶりでぷっくりとした良いカタチをしており、ツルピカとは言わないまでもツヤも残っています。
こういう状態の良いものを拾うと、珍しくないと分かっていても何となく嬉しいものですね。
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2014.06.13 Friday
学名 Scapharca kagoshimensis(サルボウ)
Scapharca inaequivalvis(クイチガイサルボウ)
和名 サルボウ
クイチガイサルボウ
分類 フネガイ目 フネガイ科
第6回はサルボウです。
殆ど違いの無いクイチガイサルボウも、ここで一緒に紹介してしまいます。
というか、正直なところ、俺にとって完全に見分けるのは荷が重いのですw
小松海岸においては、大量に漂着している貝のひとつで、生貝も何度か見たことがあります。
サルボウはアカガイの代用として流通するほど、食味の良い貝だそうです。
内外ともに見た目もよく似ています。
サルボウとクイチガイサルボウは放射肋が32本前後、アカガイは42本前後、そして同じフネガイ科のサトウガイは38本前後となっており、放射肋を数えることで大体の同定が可能となっています。
横から見ると丸っこいハート型で可愛いですね。
さて、サルボウとクイチガイサルボウの違いなんですが、名前の通り左右の殻が食い違っているのがクイチガイサルボウ、だとばかり思っていたところ、実はサルボウも多少は食い違っているそうで、どうにも『食い違い』がゲシュタルト崩壊を起こしそうです。
1枚目の写真では、ご覧の通り見事に(?)食い違ってるように見えますね。
それでは他の見分け方はというと、サルボウに比べてクイチガイサルボウの方が殻の膨らみが多少強いだとか、多少大きくなるとか、殻頂近くの放射肋に顆粒(つぶつぶ)があるとか、どうにも微妙なものばかり。
せめて合弁が多く漂着していれば、比較できて分かりやすかったのでしょうが、今回小松海岸で拾えた合弁はこれひとつだけだったんですよねー……。
台風の後なんかだと、結構合弁も拾うことができるのですが。
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2014.06.12 Thursday
学名 Crepidula onyx
和名 シマメノウフネガイ
分類 盤足目 カリバガサガイ科
第5回は、北米原産の黒船(?)、シマメノウフネガイです。
恐らくは船のバラスト水などによって日本に持ち込まれ、1960年代後半に初めて東京湾で確認されて以降、急激にその生息域を広げていきました。
小松海岸にもかなりの数が打ち上げられています。
アワビやサザエ、アカニシなどの生貝の貝殻に付着して、それらの排泄物や有機質のゴミを食べる寄生生活をしており、宿主の商品価値を落としたり、取り除くのに手間がかかったりするため、漁師さんには嫌われているようです。
ただ、見た目は微妙ですが、意外と味は良いらしいですよ。
なかなか食べる機会もないですがw
学名のonyxは縞瑪瑙(シマメノウ)のことで、そのまま和名に使われています。
パッと見は地味なので、どの辺がシマメノウなのかイマイチ分かりませんw
学名のCrepidulaの方は、どうもサンダルとかスリッパとか、そういったもののようで、こうやって裏返してみるとその理由がよく分かると思います。
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2014.06.11 Wednesday
学名 Fulvia mutica
和名 トリガイ
分類 マルスダレガイ目 ザルガイ科
第4回は、これまた小松海岸の打ち上げ常連、トリガイです。
幼貝の殻(写真上段)も結構漂着していますので、それなりの数が生息していると思われますが、意外にも今まで生貝を殆ど見たことがありません。
そういえば合弁も滅多に見ませんね。
バカガイよりは少し深いところに生息しているようです。
トリガイの名前の由来は、剥き身にしたときの食用部分である足が、鳥のクチバシのように見えるからであるといわれていますが、他にも食味が鳥っぽいから、なんて説もあります。
俺、実は基本、貝類が食べられません。
しかし、トリガイは数少ない食べられる貝なんですね。
お寿司屋さんで、わざわざ注文して食べるくらい好きです。
(他にホタテ、アカガイなども食べます)
だから味は分かります。
正直、食べても鳥の味はしませんよねぇ……?
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