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2012.05.21 Monday
5月20日、日曜日。徳島県北部は薄曇りで、気温は20度前後。
ビーチコーミングには最適の歩きやすい日となりました。
小松海岸の集合場所に到着すると、物凄い数の人、人、人!
今回は海の観察会と県立博物館の共催で、ビーチコーミング講座が開かれたのでした。
いや、それにしても、まさか、こんなに集まってるとは思いませんでしたよ。
70人くらいはいたのかな?
人数が多いので三班に分かれて浜歩き開始です。
写真ではまばらに見えますが、反対側にも海側にも沢山の人が歩いていました。
大盛況です。
しかし、まぁ、子供たちの元気なことw
NHKの取材が来てました。
リポーターのお姉さん美人でしたw
午前のビーチコーミング講座から、午後のクラフト講座まで通しでの取材、お疲れ様でした。
6月2日の朝に放映されるようです。
浜歩き中、女の子に「拾ったー!怖いからあげる!」と強引に手渡された人形。
俺、人形苦手なんですけど・・・。
なかなかパンクな髪型になってますね。
ゴミとして捨てるわけにもいかず、かといって穴掘って埋めるわけにもいかず。
仕方ないので、海が見えるよう石の上に鎮座していただきました。
小松海岸を見守っていてください。
さてさて、午後からは博物館でビーチクラフト講座。
まずは展示されているクラフトを見て、イメージを膨らませます。
渚の探偵:助手様が受講者の皆さんに展示品を詳しく解説。
次に、海陽町から来てくださったY氏のお話。
Y氏は子供に大人気でしたw
何かそういうオーラが出てるんでしょうねー。
展示を見て膨らませたイメージを元に、様々な素材を使って作品を作ります。
皆さん、とても楽しそうです。
(はっきりお顔が写ってるのでぼかしましたw)
俺も貝の穴開け要員として、ほんの少しお手伝いさせていただきました。
結構硬いですね、貝。
講座の最後は、皆さんが作った作品のお披露目。
それにしても、子供の感性っていうのは素晴らしい!
本当に大人顔負けの力作揃いでした。
子供たちのパワーに圧倒されて、すっかりくたびれましたが、とても楽しい、有意義な一日でした。
是非、またやりたいですね!
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2012.05.17 Thursday
GW中、龍河洞の帰りに寄った田井ノ浜。収穫がなかったのが悔しいので、この月曜にもう一回行ってきました。
しかし、遠い・・・。
あと30分早く着く距離ならしょっちゅう行きたいんですけど。
日和佐あたりまで自動車道建設したりしません?
さて、月曜日は生憎の曇天。
いつ雨が降るか、といった感じだったんですが、そこはさすが雨男の俺。
美波町に入る直前に降り出しました。
とはいえ、小降りだったので傘差して歩きましたよ。
どうです、この天気。
勿論、俺以外は人っ子一人いません。
とぼとぼ歩いていると、カラスに目玉を突かれたらしい30cmくらいのコブダイが。
コブダイはタイと名がついてはいますが、ベラ科の魚です。
大きなものでは1mを超える巨大魚のわりに、そこらの堤防で意外と簡単に釣れます。
とはいえ、本格的に大物を狙うなら、それなりの対策が必要になってきます。
防波堤で五目狙いのぶっこみなんかをやっているときに、ガツーン!と物凄い突っ込みとともに一瞬で糸を切っていくのは、大抵こいつです。
味は・・・うーん、まぁ、悪くはないって感じですかねw
今回は貝が拾いたかったんですが、残念ながら少なかったです。
唯一拾ってきたのは、右下の巻貝。
多分、マガキガイだと思います。
というわけで、貝の代わりといっちゃなんですが陶片拾ってきました。
最上段は五弁花つきの江戸陶片。
二段目左の二つは明治の型紙摺り。
あとは銅版転写と昭和っぽいのが半々といったところでしょうか。
漂着シーズンに入ったら絶対リベンジします。
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2012.05.09 Wednesday
遅ればせながら、GW最終日に行ってきました、海からどんぶらこ!
楽しみにしていたんですが、なかなか時間が取れず・・・。
やっとですよ、やっと。
早速入場です。
入り口前では、渚の探偵:助手様作のウェルカムボードが出迎えてくれました。
って、写真撮り忘れたー!
手が込んでてびっくりしました。
丁度お昼ご飯時だったからか、殆ど貸切状態。
のんびり見ることができました。
しかし、どれもこれも涎モノですね。
そういえば、宍喰でY氏が拾われたオウムガイ、しっかり展示されてましたねw
徳島では二例目ってことになるのかな。
うーん、羨ましい限り。
俺もいつか記録に残るようなものを拾いたいもんです。
さてさて、展示はまだまだ続きます。
また時間作って行きますよ!
県立博物館からビーチコーミングハンドブックを5冊も送っていただきました。
これは布教しろということですね、わかります。
浜歩きするときは、すぐ配れるように携帯しておかねば・・・w
それにしても、無料配布しているとは思えないクオリティの小冊子ですね。
あ、トウダイグサ科種子の研究報告書が同封されていましたが、こちらも非常に興味深く読ませていただきました。
ありがとうございます!
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2012.04.23 Monday
凄まじい悪天候の22日、日曜日。えーと、爆弾低気圧っていうんでしたか?
つい先頃にもありましたけど、ホント台風と大差ないですよね。
そんな嵐の中、県立博物館へ展示作業に行ってきました。
名田橋付近を通ったとき、この雨と風の中で開催された徳島マラソンの選手の方々が走ってらっしゃいましたので、「無事ゴールしてください」と心の中でお祈りしておきました。
しかし、元気ですね。
羨ましい限り。
県立博物館到着は午後1時半頃。
まずは何はともあれ、と思ってトイレへ行ったところ、森の人様とバッタリ。
まさかトイレでお会いするとはw
早速展示室へと案内していただきました。
展示室内では既に観察会メンバーの皆様が作業中。
この悪天候の中、皆さん朝から来ていらっしゃったようです。
さすがの一言。
さてさて、自分のコレクションの中から、展示物を選んでいきます。
俺はホームビーチが鳴門方面なので、人工物をメインに展示させていただくことに。
ただ、櫛木名物(?)のブンブクと猪の骨だけは外せませんでした。
あとはビーチグラス、ビー玉、目薬瓶にフィギュア、ミニミニカードダスなど。
フィギュアの正式名称(アポロン・トラングー)を書いておくべきかどうか、ちょっと迷ったんですが、ぶっちゃけ名前なんかどうでもいいか!という結論に。
というわけで、以下作業風景などの写真をちょっとだけ。
展示作業は和気藹々と行われました。
文化祭とか学園祭のノリで楽しかったです。
渚の探偵:助手様が発見した鯨の骨。
blogで拝見していましたが、いや、ホントに凄い迫力。
ヤバイです。
もし俺がこんなもの発見したら、その場で卒倒する自信があります。
是非とも実物を見て、その大きさに驚愕していただきたい逸品。
石井忠先生所蔵の品々。
そりゃもう、ビーチコーマーからすれば宝の山です。
鼻血モノです。
宍喰在住の方が制作したアーティスティックな巨大展示物。
発想も凄いですが、作る気力と熱意もすごい。
そのバイタリティとセンスを分けていただきたいです(切実)
これも是非、実物を見て驚愕してください。
作業終了は19時、ということで夜の博物館です。
いい雰囲気。
まさにナイトミュージアム。
良い経験をさせていただき、新しい発見や出会いもあり、充実した時間を過ごすことができました。
こんな機会を与えていただき感謝感謝です。
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2012.04.19 Thursday
色々ありまして、しばらく更新お休みしてましたが、そろそろ復活です。まぁ、元々更新が滞るのなんて珍しくないblogなんですけどね。
県立博物館の展示に先駆けて、HPの方にビーチコーミングのページを作りました。
「ビーチコーミングしてみたいけど、どこに行けばいいか分からない」というビギナーさん(俺もビギナーですけど)のお役に立てればいいな、と思いまして。
とは言っても、30分程度で作った、あくまで仮のページです。
そのうち、写真を使ってもう少しまともなカタチにする予定ですが、今はちょっとバタバタしていて時間がとれそうにありません。
夏までにはどうにか・・・。
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2012.04.07 Saturday
昨日の記事の続きなんですが、正直あまりビーチコーミングと関係ありません。でも、全く関係ないわけでもないので、ビーチコーミングのカテゴリに入れました。
千鳥ヶ浜で陶片を拾った後、潮騒荘別館の裏の地磯を少し見ていこうと思い、地磯に隣接しているルネッサンスリゾートナルトの第三(だったはず)駐車場の端から、海岸へ降りていこうとしていたときのこと。
目の前に古そうなガラスの小瓶が落ちているではないですか。
海水で軽く洗うと、縦に『るり羽』というエンボスが見えます。
その裏側には、横書きで『容 定』のエンボスも。
恐らく、これは右から読むんでしょうね。
早速検索してみたところ、昭和初期から中期くらいの白髪染めの瓶であることが分かりました。
瓶を拾った周囲を軽く見渡してみると、なるほど、陶片などが少々散らばっています。
おやおや、これはまさか、と思ったのですが、ここで時間切れとなってしまい帰宅。
で、翌日の朝。
小瓶を見つけた周囲を、よく観察してみます。
どうやら、ごくごく小規模なハケのようです。
何かが深く埋まっている、という感じでもなかったので、軽く表面の土をどけてみると、陶片やガラス瓶がいくつか出てきました。
ハケで拾ってきた陶片です。
まぁ、そんな古いものではないでしょう。
昭和の雑器といった感じ。
化粧品の入っていたガラス容器。
左側の底にはPOLAの文字。
右側にはJUJUの文字がありました。
ご存知、株式会社ポーラとジュジュ化粧品株式会社のものです。
検索してみたところ、右側のジュジュのガラス容器は昭和22年頃のものだそうです。
ハケの大体の年齢が分かりました。
ガラス瓶です。
左が最初に拾った『るり羽』の小瓶。
右側のものはエンボスもなく、詳細不明です。
口の部分が非常に狭いので、これも化粧品関連のものかもしれません。
共にほぼ割れ欠けなし。
よくわからない鳥型の陶器が出ました。
尻尾とクチバシに穴が開いています。
帽子みたいなものを被ってますが、非常に間が抜けています。
出ました、目薬瓶! ・・・の破片が。
綺麗なブルーです。
完品だったらどんなに嬉しかったか。
ん? あれ? 目薬瓶?
青い丸が今回発見したハケの場所。
赤い丸が以前、目薬瓶を拾った場所。
あの目薬瓶、ここから流出したんじゃ・・・
さて、このハケ、ちょっと調べた結果、これ以上何も出ませんでした。
長期間使っていたわけではなく、一度か二度くらいゴミを捨てただけ、といった感じ。
何となく、昔近所にあったホテルや旅館から出たゴミのような気がします。
一応周囲も調べましたが、他は新しいゴミばかりでした。
そんなわけで、竜宮の磯へと移動。
ここでも少しだけ怪しい場所を調べてみたところ・・・。
こんなん出ました。
左側は多分、糊の瓶かインク瓶だと思います。
残念ながら綺麗に真っ二つ。
非常に質の悪いガラス瓶で、気泡どころか小石みたいなのが沢山混じってますし、表面もかなりガタガタで、「商品としてどうなの、このクオリティ」と言いたいレベル。
もしかしたら、戦中の物資不足の頃のモノかもしれません。
右側は陶片です。
潮騒荘のところのハケから出た陶片よりは、ちょっと古そうです。
海岸って意外とハケ多いですよね。
まぁ、要するにゴミを捨てる不届き者が多いというわけでもあるので、手放しで喜べることじゃないんですけども。
それでも、こういう古いものが出てくる分には面白いです。
空き缶とかペットボトルはもう満腹ですがねw
あ、そういえば、この後帰宅したら、漂着物展のチラシとポスターが届いていました。
俺のような馬の骨にまで、わざわざありがとうございます。
うーん、あと20日か。
ほんと楽しみです。
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2012.04.06 Friday
しばらく小松海岸ばかりだったので、今回は久々に鳴門方面へ。まずはいつものようにホームの櫛木海岸を歩きますが、大したものはありません。
唯一拾ったのがコレ。
梅っぽいマークが気に入ったのでお持ち帰り。
裏には文字が書いてあるのですが、擦れていて読めません。
鳴門スカイラインを通って千鳥ヶ浜へ向かいます。
今回の千鳥ヶ浜は、大シケ後のわりに貝類の漂着は少なめ。
満潮近かったのが悪かったのかもしれません。
仕方ないので目に付いた陶片をメインに拾ってきました。
少しネットで勉強したんですが、やはり陶片は分かりません。
これらは何となく新しそうな陶片。
こちらは何となく古そうな陶片。
単にエージング度合いの違いかもしれません。
ごく新しそうなやつは、近くのホテルや旅館から出たゴミのような気もします。
そうだったらちょっと切ないw
あ、初めて麻雀牌を拾いました。
結構重いです。
裏側の部分は取れてしまっていました。
長い間海中にあったんでしょうね。
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2012.04.03 Tuesday
長原突堤から月見ヶ岡海岸周辺を歩いてきました。高校生の頃、よくこの長原突堤には釣りに来ていました。
うーん、懐かしい。
スズキやチヌ、カレイ、良型のキスからメッキアジ。
先端付近では木っ端グレも釣れる良い釣り場です。
そんな長原突堤の根元から、北に向かって歩き始めました。
しかし、思ったより漂着物が少ないんですよね。
沖に消波ブロックがあるからかもしれません。
土器片どころか、貝の類さえ少なく、犬のフンばっかり落ちていてゲンナリしました。
そこで、ちょっと車で場所を移動。
月見ヶ岡海浜公園に隣接する月見ヶ岡海水浴場から、南に向かって歩くことに。
しばらくは沖に消波ブロックもないため、貝類も豊富に漂着しています。
いや、それにしても、駐車場に困らないし、トイレも自販機もあるし最高ですね、ここは。
シーズンオフだから人も少なく、のんびり歩くことができました。
そんな月見ヶ岡海岸で拾ってきたのがこちら。
貝類に関しては、小松海岸と然程変わらないようです。
上段左からサルボウ(クイチガイサルボウ?)、トリガイ、多分ハマグリ。
下段左から恐らくウラカガミ、スダレガイ、一番右は不明。
上段左からお馴染みのハツユキダカラ3つ、ハイガイ、サルボウ。
下段左から多分ちっちゃいアリソガイ2つ、巻貝は不明、右はシジミ?
で、土器片です。
ちゃんと拾えました。
上段左は何か赤っぽいです。
レンガとか植木鉢ではないと思いますが、土器ではなく古いタコツボだったりしたら、俺には到底判別できませんので一応保留。
上段右も土器片かどうか正直微妙です。
上段中央、下段左は間違いないと思います。
下段真ん中は表にも裏にも波模様のようなものが薄らあります。
質感的には小松海岸で拾った須恵器片に近いでしょうか。
右下は陶片です。
今回、最初に歩いたのは青い丸の辺りです。
沖に消波ブロックがあり、漂着物は貝類も含めて微妙でした。
その後、月見ヶ岡海浜公園の駐車場に車を置いて、赤い丸の辺りを歩きました。
土器片を拾ったのも全てこちら側。
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