

- 陶片拾い (04/06)
- 月見ヶ岡海岸へ (04/03)
- 土器片は何処からきたか (03/27)









2012.04.03 Tuesday
長原突堤から月見ヶ岡海岸周辺を歩いてきました。高校生の頃、よくこの長原突堤には釣りに来ていました。
うーん、懐かしい。
スズキやチヌ、カレイ、良型のキスからメッキアジ。
先端付近では木っ端グレも釣れる良い釣り場です。
そんな長原突堤の根元から、北に向かって歩き始めました。
しかし、思ったより漂着物が少ないんですよね。
沖に消波ブロックがあるからかもしれません。
土器片どころか、貝の類さえ少なく、犬のフンばっかり落ちていてゲンナリしました。
そこで、ちょっと車で場所を移動。
月見ヶ岡海浜公園に隣接する月見ヶ岡海水浴場から、南に向かって歩くことに。
しばらくは沖に消波ブロックもないため、貝類も豊富に漂着しています。
いや、それにしても、駐車場に困らないし、トイレも自販機もあるし最高ですね、ここは。
シーズンオフだから人も少なく、のんびり歩くことができました。
そんな月見ヶ岡海岸で拾ってきたのがこちら。
貝類に関しては、小松海岸と然程変わらないようです。
上段左からサルボウ(クイチガイサルボウ?)、トリガイ、多分ハマグリ。
下段左から恐らくウラカガミ、スダレガイ、一番右は不明。
上段左からお馴染みのハツユキダカラ3つ、ハイガイ、サルボウ。
下段左から多分ちっちゃいアリソガイ2つ、巻貝は不明、右はシジミ?
で、土器片です。
ちゃんと拾えました。
上段左は何か赤っぽいです。
レンガとか植木鉢ではないと思いますが、土器ではなく古いタコツボだったりしたら、俺には到底判別できませんので一応保留。
上段右も土器片かどうか正直微妙です。
上段中央、下段左は間違いないと思います。
下段真ん中は表にも裏にも波模様のようなものが薄らあります。
質感的には小松海岸で拾った須恵器片に近いでしょうか。
右下は陶片です。

今回、最初に歩いたのは青い丸の辺りです。
沖に消波ブロックがあり、漂着物は貝類も含めて微妙でした。
その後、月見ヶ岡海浜公園の駐車場に車を置いて、赤い丸の辺りを歩きました。
土器片を拾ったのも全てこちら側。
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Comments

やはり土器片出ましたか!
会の陶片顧問からお聞きしたお話では、新田開発時の客土の中に紛れていたのでは?ということでしたよ。 今度の会の時にでもまた、顧問に詳しいお話を聞いてみて下さいね。
さて、拾われてきた貝殻ですが、断言はできませんが、ハマグリはチョウセンハマグリかもしれませんよ。 その下のは、ワスレガイかな?
2枚目の下段左は、アリソガイではなく、ヤマトシジミかも。 その横の巻き貝はヨフバイ?のような感じです。

土器片出ましたねー。
しかし、なるほど、客土ですか。
確かに可能性は大いにあると思います。
陶片も色々拾ってきたので、また陶片顧問氏に色々お聞きしてみます。
貝殻の同定、いつもありがとうございます。
ほんと助かってますw
ハマグリは確かにチョウセンハマグリっぽいですね。
ハマグリの下も、言われてみれば確かに形はワスレガイのようです。
二枚目下段左も、ご指摘のとおりヤマトシジミがエージングされたもののような気がします。
巻貝については「ヨフバイ」をネットで調べてみましたが、確かにこんな感じです。
見た目スベスベしたアラレガイみたいだと思っていたんですが、同じムシロガイ科なのですね。
いや、勉強になります。

あるんですねー!やっぱり歩わかりませんね。確か代表もあるにはあると言っておられたかと思いましたが、結構あるんですね土器片。

もっとしっかり探せば、まだまだあるのかもしれません。
ただ、あるところには固まってあるのに、無いところには全く無いといった感じでした。
小松海岸においても、土器片が拾える場所って結構限られているような気がしますし、なんか不思議ですよね。
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