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2015.11.01 Sunday
今更ではありますが、海陽町立博物館での漂着物展の模様を。と言っても、以下の写真は全て、撤収時に撮影したものですがw
期間は10月3日から18日まで。
17日には、漂着物学会徳島大会が同施設内の海南文化館でありましたので、展示は参加者の皆さんにもご覧いただくことができました。
もちろん、大好評でした!
博物館へ入ると、ドンと控える大展示ケース。
K野さん(お父さん)のクラフトが、文字通り所狭しと展示されていました。
俺から見れば標本レベルの貝を惜しげもなく使ったクラフトの数々は、まさにド迫力。
来場者の目を引きます。
展示室入り口にはココヤシとクジラの骨が。
変なお面もいつの間にかココヤシに紛れてますねw
室内、入って左側から、I淵代表とK谷さんの展示。
I淵代表は網、浮子、ガラス玉。
K谷さんは貝の盛り合わせ。
次のショーケースはN川さんの甲殻類標本。
テヅルモヅルやウミガメの頭骨もあります。
次のショーケースも、引き続きN川さんの甲殻類標本。
こちらにはヒトデ類の標本も一緒に入ってます。
観察会でも見せていただきましたが、いつの間にか更に沢山集められてますねー。
続いてはK野さん(息子さん)の貝標本。
ご本人は「ちょっとマニアックすぎたかも」とおっしゃってましたが、いやいや、マニアック実に結構じゃあないですか。
特に漂着物学会員には貝好きな方が沢山いらっしゃいますから、マニアックなチョイスを楽しんでいただけたのではないかと思います。
次のショーケースはT上さん親子の拾いモノ色々。
真ん中に鎮座する弥生時代の甕片、目薬瓶、銀化瓶、ガラス製品など面白く貴重なものが沢山。
淡島海岸のどこで目薬瓶が拾えるか、今度こっそり教えてくださいw
展示室のセンターに並べられたるは、これもT上さんが親子で集めた化石標本の数々。
来場者の皆さんも興味深く見ていらっしゃいました。
次のショーケースは左半分がT上さんの骨コレクション。
右側は渚の探偵:助手さんの玩具コレクション。
超カオスな空間になってましたw
次は渚の探偵:助手さんのガラス浮子、外国浮子、沈子、アナゴ受け用の餌カゴなど漁具がメインとなっているショーケース。
右端の方にはフジツボや、ビーチコーマーなら皆大好きな青いヤツらもw
続いてのショーケースはオウムガイに多種多様なウニ類、そして南方系漂着種子の数々という渚の探偵:助手さんの、まさに本領発揮とも言える展示。
学会員の皆さんも見入ってました。
素晴らしい!
次のケースはN崎さんの陶片展示。
目玉はやはり同安窯青磁でしょう。
鎌倉はポツポツあがることで有名ですが、徳島の渚ではまずお目にかかれないシロモノです。
俺もいつか拾ってみたい……!
で、俺の展示ですw
川の陶片にかまけて浜歩きを怠っていた結果、展示できるものが思った以上に少ない、という……。
それでも、まぁ、俺の5年の集大成ではあると思います。
広く浅くって感じが実に俺らしいw
博物館ロビーの方では、漂着物アート展と銘打ったキルト展が同時開催されていました。
パッチワークキルトに、近くの海岸で拾った様々な漂着物を縫いつけ、ゴミ問題を訴えたり、漂着物の面白さを表現されたりしていました。
千年サンゴのキルト。
本物の千年サンゴ同様、スケールでかいですw
作者の方には、色々と楽しいお話を聞かせていただきました。
駆け足での紹介ですが、こんな感じの漂着物展でした。
準備も含め、とても楽しかったです。
また近いうちに、どこかでやれたらいいですね。
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2015.10.28 Wednesday
昨夜21時50分、ラスクが老衰により死去しました。19歳と3ヶ月の大往生でした。
13kg近くあった体重も最後は8.7kgほどまで落ちていました。
5月から寝たきりで要介護状態ではあったのですが、先週の水曜日に体調を崩し、食べることも飲むこともできなくなったため、毎日点滴に連れていっていました。
中学3年の夏。
友人の家で生まれた子犬の中から、俺が選んで連れ帰ったのがラスクでした。
それから19年以上も一緒で、俺にとっては弟のような存在でした。
俺の人生の半分以上を共に過ごしたラスク。
本当にありがとう。
お疲れさま。
2011年春。
まだまだ元気だった頃のラスク。
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2015.10.24 Saturday
漂着物学会徳島大会は盛況のうちに閉会。同日、海陽町立博物館の漂着物展示も終了。
何だか心にぽっかりと穴が開いたような、そんなここ数日でしたが、どうやら新しい風邪をひいたらしく、またもや微熱が出ております。
また、うちの老犬ラスクがいよいよ危篤状態でして、もうあとせいぜい数日から1週間ほどの命ではないか、という状況になっています。
何せ19歳と3ヶ月ですから仕方ありません。
血液検査の結果を見るに、老化による多臓器不全でしょう。
母と交代で面倒を見ています。
写真を整理して漂着物展や学会のレポを書きたいのですが、もうしばらく時間がかかりそうです。
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2015.10.14 Wednesday
漂着物学会徳島大会まで、今日を含めてあと4日となりました。そんな直前と言ってもいいときに、風邪ひいて熱出してます。
昨日の昼間から喉の違和感と倦怠感があったのですが、夜仕事中にフラフラしだしました。
先程計ったときには38度2分。
これ、下手したら学会に行けない可能性が出てきたのでは……。
何のために今まで下準備を、って俺は大したことしてないですけど、それにしてもこのタイミングはあまりと言えばあまりではないでしょうか……。
自己管理できてないと言われれば、全くもってその通りなので、何の言い訳もできませんけども。
俺が学会に参加できない、というだけならいいです。
悔しいですし、残念ですけど、言ってみればそれだけですから。
しかし、まがりなりにも実行委員で司会なども任せていただいている身。
俺が行けないとなると、急遽誰かがそれをやらねばなりません。
それが心苦しいし申し訳ない……。
とにかく、これから学会当日まで治療に専念します。
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2015.10.01 Thursday
10月3日より海陽町立博物館にて開催される『漂着物展』その陳列作業に行ってきました。
いやー、久々の海陽町は遠かったw
午前10時半頃、自宅を出発。
少々寝不足ですが、そこは気合でカバー。
13時ちょっと前に阿波海南文化村の駐車場に到着。
さて、頑張るぞー、と車から出ようとしたところで、何だか見たことのある車が俺の車の横へ。
渚の探偵:助手様でした。
ジャストタイミングw
2人して博物館内へ入ると、既に森の人様をはじめとした観察会メンバーの皆さんが作業中。
早速、俺も作業開始です。
途中休憩を挟みつつ、気が付けばあっという間に19時。
時間はかかりましたが、めちゃくちゃ素晴らしい展示が完成したと思います。
まさに徳島のビーチコーマーの総力を結集した、と言っても過言ではありません。
俺の展示部分が我ながらちょっとしょっぱいですけど(何せ最近は川で陶片ばっか拾ってるので海モノが少ないのです)、それを補いに補って余りありまくる他の皆様の展示を、是非是非ご覧いただきたいと思います。
老若男女、誰でも楽しめることはモチのロン!(古っ)
漂着物には一家言あるという玄人も思わず唸る、マニアックな展示が貴方をお待ちしております。
これだけの漂着物展示はそうそうないでしょう。
お見逃しなく!
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2015.09.25 Friday
ビーチコーミング&漂着物クラフトのお手伝いに日和佐へ行ってたわけですが、今回は大変光栄なことに、俺の集めた陶片も展示していただいておりました。お昼ご飯の前と後に、少しだけ展示を見てまわってきましたよ。
19日の大浜海岸。
波が高めでした。
明治館。
普段は民宿の別館として利用されている古民家です。
渚の探偵:助手様の漂着物コレクションと、俺の陶片はこちらで展示されてました。
陶片の展示方法は、ほぼディレクターのM嬢に投げっぱなしだったのですが、何と何と、こんな感じに綺麗に展示していただきました。
奥の方から江戸、明治、大正、昭和の統制陶器、海あがりの陶片、という順番です。
渚の探偵:助手様の漂着物コレクションはこちら!(渚の探偵:助手様のblogへ)
うーん、さすが!
美波町役場の前では、船灯コレクションを展示している方が。
めちゃくちゃカッコいいです。
俺もひとつ欲しいなぁ。
流木を使ったオブジェ。
まずこの流木を集めるのが大変ですよね。
その他にもKさんの魚の骨コレクション展などがあって是非見に行きたかったのですが、ちょっと時間が足りませんでした。
『ひわさ 海キラッ 祭り』の運営に関わった皆様、そして来場していただいた皆様、お疲れ様でした。
できることなら、また来年もこんなイベントが開催されれば、と思います。
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2015.09.24 Thursday
先週の土曜日、渚の探偵:助手様にお誘いいただきまして、『ひわさ 海キラッ 祭り』のビーチコーミング&漂着物アートのお手伝いに行ってきました。四国大学の学生さんと一緒にビーチコーミングで素材を集め、その後に拾った素材を使ってアート作品を作るというこの企画、上手くいくのだろうか、と当初は多少心配していましたw
しかし、そんな心配は全く無用。
とても楽しい一日になりました。
午前7時過ぎに家を出て、外ノ牟井(とのむい)の浜へ。
9時20分ごろ到着。
渚の探偵:助手様と合流します。
その後、学生さんと引率の先生が到着。
ビーチコーミングの基本を少しお話してから、早速浜へ。
外ノ牟井の浜は、県南に多い小さなポケットビーチのひとつ。
ちゃんと素材が集まるか気にしてたのですが、かなり色々落ちてました。
学生さんの中には猿の頭骨を拾った猛者も。
お昼からは漂着物アートの作成。
渚の探偵:助手様が流木に穴を開け、俺が組んでいきます。
学生さんたちはオーナメントを作成。
2時間ほどかけて完成!
個性豊かなオーナメントが沢山吊るされました。
タイトルは『しこ女の夏の忘れ物』だそうです。
詳しくは渚の探偵:助手様のblogをご覧くださいw
完成したツリーを明治館前へ運びます。
この時がこの日一番の重労働でした。
帰りにジンジャーエールを。
お疲れ様でした!
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2015.09.19 Saturday
当blog、今年で11周年となりました。そして俺は34歳になりましたw
よくもまぁ、何だかんだ続いてるもんでございます。
とは言え、これと言った感傷はありません。
このまま15年、20年と、途切れ途切れの日記を書くようにダラダラ続いていけたら十分です。
これからもどうぞよろしくお願い致します。
この日、丁度『ひわさ 海キラッ 祭り』のBC&漂着物クラフトと重なっていたおかげで、女子大生の皆さんに誕生日を祝っていただくという、今後一生ないであろうラッキーがあったということを、ここに特に記しておきたいと思いますw
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