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2014.06.30 Monday
29日の日曜日。今にも空が泣き出しそうな感じでしたが、昼から県立博物館へ行ってきました。
目当ては 『カタツムリ展』 です。
ポスターのデザイン、いいですね。
展示もデザイン性が高くて素敵。
それにしても、一口にカタツムリと言いますが、沢山種類があるんですねぇ。
ウチの近所にいるカタツムリは何という名前なんでしょう。
今度調べてみようかな。
興がるカタツムリ、というフレーズが面白い。
徳島は日本でも有数のカタツムリの宝庫だそうです。
ウチの近所は平野部なので少ないですけどね。
徳島県に生息するキセルガイの仲間たち。
ビーチコーミングでも、時々このキセルガイの仲間を拾うことがあります。
大抵は磨耗していて同定は難しいのですが、川と海が繋がっていることを再認識します。
四国の山間部に生息する、カタツムリの日本最大種アワマイマイ。
直径6cmを超えるそうですから、かなりの大きさです。
是非一度、生きてるやつを見てみたいものです。
前記したとおり、徳島県はカタツムリの宝庫だそうで、徳島県内の地名がついたカタツムリや、徳島県固有種が何種類も存在しているとのこと。
今回一番見たかったカタツムリ。
2013年に新種登録されたばかりのアナンムシオイガイです。
阿南の加茂谷周辺2kmの範囲にしか生息していない、大変希少なカタツムリです。
直径はどう見ても20cmほどありそうですが、これは拡大模型。
実物は右下のケースに入ったもので、ルーペを通しても点にしか見えませんw
何せ大きさ3mmですからね。
カタツムリ展、面白かったです。
モノが小さく写真では殆ど写りませんでしたので、雰囲気だけということでw
是非、皆さん展示を見に行ってみてください。
奥の深さを感じられますよー。
カタツムリは元々身近な生き物で、ウチの庭にも沢山います。
しかし、平野部で出会えるのはごく一部。
山間部にはその何倍、何十倍もの種類が生息しているのですねー。
徳島はまだまだ陸生貝の未調査地域が多いようですから、もしかしたらまたいつか新種のカタツムリが見つかるかもしれません。
そして、その発見者になるのは、アナタかもしれません(アンビリーバボー風)
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2014.06.29 Sunday
ハスラーの慣らし運転がてら、土佐泊浦の竜宮の磯へ行ってきました。
キス釣りをしている人が2人いる程度で、平日は平和なもんです。
日曜にくると結構な人手があってびっくりするんです、これが。
さて、特に期待もせずに歩きます。
ここはカサガイやスカシガイの仲間が結構拾えて面白いです。
微小貝はイマイチですがw
そんなこと思いつつ下を見てたら、なんとツグチガイが。
鳴門でも拾えるんですね。
先日はツグチガイを拾いたいがために、わざわざ大砂海水浴場まで行ったのにw
他には特に目ぼしいものものなかったので、久々に櫛木浜へ。
相変わらずゴミだらけですなあ、この浜は。
漁労屑溜りの中にクモヒトデが。
パッサパサに乾燥しています。
他にもモミジガイなどヒトデが結構落ちてました。
どこか漁労屑漁りできるところないですかねえ。
ビーチコーミング :: comments (2) :: trackbacks (0)
2014.06.26 Thursday
6月21日、ハスラー納車しました。
思っていたより随分早い……しかし、それでも十分待たされた、という感じです。
まだ乗って数日ですが、ごく簡単なレビューを書いておきます。
1、外装・外観
ツートンの境目は綺麗に処理されています。
高さがあることで、なんだか寸詰まりに見えますw
タイヤハウスとタイヤの隙間が広いので、多少違和感があります。
2、内装・内観
予想通りチープです。
高級感は期待していなかったので別にいいんですけどね。
各所にある収納ですが、正直なところ使い勝手はイマイチ。
特にドリンクホルダーが使い辛いです。
ナビと連携するためのUSB端子が、かなり下の方にあるのもちょっと……。
まぁ、USB端子は延長コードを使えば、大きな問題はありません。
広さは思ったより余裕があるかな、といった感じ。
3、機能
オプションのHIDオートライトは地味に便利です。
スピードメーター下の液晶アニメーション(燃費、ガソリン残量、タコメーターなどなど)が表示されるディスプレイは、情報量的な意味では悪くないのですが、やはり別にタコメーターが欲しかったな、と思います。
趣味車、遊び車というなら尚更です。
時速30km以下で作動するという自動ブレーキ的なものは、今のところ必要な状況に出会っていないので何とも言えませんし、これからもないことを祈りますw
燃費はターボのわりに非常に良いと思います。
(俺のハスラーはGのCVT、FFターボです)
4、問題点
納車から数日ですが、早々にトラブルが発生。
雨漏りです。
ハスラーの雨漏りに関してはネット上でかなり前から有名でして、ウェザーストリップや板金精度の問題ではないか、と言われています。
メーカー側も最近出荷のハスラーには改良ウェザーストリップをつけたりと対応しているようですが、それでもまだ雨漏りすることがあるとかないとか。
まぁ、あったわけですけどもw
もうひとつ。
これは大したことではありませんが、ハンドルのセンターが出ていません。
少し左に傾けた状態で真っ直ぐ進みます。
ハンドルを真っ直ぐにすると右へ進みます。
これは調整ですぐ直るでしょう。
とりあえず、どちらも1ヶ月点検のときに報告し、対応してもらうつもりです。
これから乗っていくと、更に良い部分、悪い部分が出てくると思います。
せっかくですから、そういった諸々も楽しんでいきたいです。
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2014.06.24 Tuesday
学名 Solen strictus
和名 マテガイ(馬刀貝)
分類 マテガイ上科 マテガイ科
第9回はマテガイです。
特徴的なその形は、浜でもよく目立ちます。
俺はこのマテガイを掘りたいと常々思っておりまして、小松海岸でも何度か試してみたことがあるのですが、結果は全くの空振りでした。
新しい殻が漂着することから見ても、環境面から考えても、間違いなく生息しているはず……。
うーん、俺の探し方が悪いのでしょうかね。
バター焼きや酒蒸しなど、どのように料理しても美味しい貝です。
パスタに入れたりもします。
マテガイの獲り方。
1、ごく普通の塩を用意します(濃い目の塩水だと尚良いそうです)
2、マテガイの棲んでそうな場所を1〜3cmほど周囲ごと掘り下げます(表面の砂をどける感じ)
3、菱形っぽいカタチをした巣穴があれば、そこに塩を投入します。
4、マテガイが飛び出してきたら、すかさず掴んでゆっくり引き抜きます。
どうでしょう。
文字だけ見ても楽しそうですよね。
皆さんも、マテガイのいそうな場所を見つけたら、是非やってみてください。
そして、もし採取できたら俺にも場所を教えてくださいw
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2014.06.21 Saturday
学名 Anomia chinensis
和名 ナミマガシワ
分類 ウグイスガイ目 ナミマガシワ超科 ナミマガシワ科
第8回はナミマガシワです。
豊富な色彩、およそ貝らしくないセルロイドのような触感、そして透明感ある美しさ。
それら全てが、浜を歩く人々に拾い上げたくなる気持ちを起こさせます。
『波間柏』なんて名前が、また素晴らしく粋ですよね。
小松海岸ではかなりの数が打ち上げられており、集めようと思えば相当の数が集まるでしょう。
さて、このナミマガシワ、他の貝や岩などに付着して生活しています。
打ち上げられているのは殆どが左殻。
右殻はかなり頑丈に岩などにくっついていますので、貝自体が死んでもなかなか剥がれず、あまりお目にかかることがない、というわけです。
1枚目、2枚目の写真にもいくつか混じっていますが、小松海岸では黒いナミマガシワを結構な確率で拾うことができます。
ここまで黒いものは、意外と他県の浜では数が少ないレアものだそうです。
そんなわけで、一部では小松海岸名物 『ブラックナミマガシワ』 なんて呼ばれています。
なぜ黒くなったのか、明確な答えは未だ出ていませんが、砂に埋もれている間に何かしらの成分変化が起こったのではないか、と個人的には考えています。
是非、小松海岸で探してみてください。
小松海岸の貝図鑑 :: comments (0) :: trackbacks (0)
2014.06.18 Wednesday
宍喰の長浜で黒いヤツとひとしきり戯れた後、ようやく今回の目的地である大砂海水浴場へ。時間は既に15時くらい。
人は俺以外、ひとりだけ。
先日の室戸阿南海岸国定公園50周年記念式典の人手が嘘のようです。
まぁ、歩きやすくて何よりですけど。
歩き始めてすぐ、殻頂の残ったウラシマガイが。
ちょっとスレてますが、結構状態は良いです。
今期初のモモタマナ。
やっぱりボチボチと来てるんですね。
去年はこのモモタマナにさえ、殆どお目にかかれませんでした。
おや、このカタチは……シドロガイ、じゃない。
どうやら同じ仲間のフドロガイっぽいです。
殻頂も綺麗に残っていたので、持って帰ろうと手に持った瞬間、凄まじい悪臭が!
残念ですが置いてきましたw
微小貝もこれだけ拾いました。
ここは微小貝好きには天国のような場所ですねー。
念願のウミウサギの仲間も4つゲットすることができました。
現状名前の分からないものなど、同定次第順次ご紹介できたら、と思っております。
問題は同定できるかなんですがw
帰りはいつものをいただいて、午後19時ごろ帰宅。
さて、次に県南へ行くのは一荒れした後かな。
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2014.06.17 Tuesday
蒲生田の浜でアサガオガイを拾い、ウキウキ気分で更に南下します。メインディッシュである大砂海水浴場は後にとっておき、宍喰の長浜へと向かいました。
この日は薄曇。
風もそこそこあり、あまり暑くないので助かりました。
それでも歩いていると暑いですけどね。
一通り浜を見回ってみたものの、特にこれといったものは無し。
潮が引いていたので、今回は目線を変え、タイドプール観察をしてみました。
タイドプールにはこんな黒いヤツがいました。
クロナマコ? と思ったのですが、検索してみるとどうやらニセクロナマコのようです。
沢山いますw
ニセクロナマコは毒があるらしいですね。
こんなに沢山いるということは、漁師さんも獲らないのでしょう。
結構大きくて、30cm近くあります。
海中から持ち上げると、水とともに肛門から白い粘着質のヒモみたいなものを出しました。
手に絡み付いてなかなか取れませんw
これはキュビエ器官というものだそうで、これによって外敵を追い払うのだそう。
また、クロナマコはこれを出さないとのことです。
クロナマコやニセクロナマコの体表に寄生している貝がいる、というのは知っていましたので、見るナマコ見るナマコとりあえず引っ繰り返して確認しまくったところ、30匹近く調べて3個体の寄生貝を得ることができました。
おそらくはハナゴウナ科のクロナマコヤドリニナだと思います。
爪の先ほどの大きさ、ツヤツヤスベスベ、そして意外にガッチリとナマコの体表に食いついている、という事情もあって、ナマコから取り外すのがわりと大変でしたw
殻高は最大個体で4mmといったところ。
小さいけれど綺麗な貝です。
でも、もう少し大きいのが欲しかったなぁ。
ビーチコーミング :: comments (2) :: trackbacks (0)
2014.06.16 Monday
本日(16日、月曜日)、朝6時頃に家を出て、県南へ行ってきました。今回の狙いは微小貝。
目的地は大砂海水浴場です。
しかし、まずは寄り道から。
蒲生田の浜へ行ってみました。
いやー、久々です。
その久々に訪れた蒲生田の浜で衝撃的な出会いがあるとは、俺は夢にも思っていませんでした。
何ですかね、このミステリー風の書き方w
海草とカキ殻が目立つ中、フィリピンの国民的ビール、サンミゲルが漂着していました。
「imported」とありますね。
まぁ、フィリピンから流れてきたわけではないでしょう。
海草を引っくり返していたら、ヒメハマトビムシとハマダンゴムシに混じってこんな虫が。
クワガタにも匹敵する大顎が特徴のヒョウタンゴミムシです。
洗練された格好良いフォルムですよね。
その後も、大量のヒメハマトビムシの猛攻に耐えつつ、親の仇のように海草を引っくり返します。
ふと、何か青いものがコロッと転がりました。
どうせ磨耗したタカラガイだろう、と思ってチラッと目をやると……。
うおおおお! まさかの! まさかのアサガオガイ!
周りには青いクラゲのクの字もないというのに、こんな場所で初めての青い貝を拾うとは……。
いやはや、ホント分かんないものでございます。
とにかく嬉しい!
来た甲斐がありました。
って、あれ? 大砂海水浴場は?w
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