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2012.10.04 Thursday
先日、蒲生田岬で拾った豆。ワニグチなのか、イルカンダなのか、それとも・・・?
というわけで、横から撮影してみました。
ちょっと画像が小さくてアレですが・・・。
左が無地ワニグチで、右が今回拾った豆です。
いかがでしょうか?
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2012.10.02 Tuesday
結局、台風17号は徳島県の南海上を通り過ぎていきました。というわけで、期待していた南風ではなく、北西風が吹き荒れる結果に。
被害が少なかったのは結構なことなのですけどねー。
ビーチコーマーとしては、ちょっと残念な台風となってしまいました。
さて、微妙な感じの台風一過となってしまったのですが、期待できなくても一応は歩いてみようかな、と考えてしまうのがビーチコーマーでしょう。
俺も最近調子の良い蒲生田岬の浜を歩いてきました。
土曜日から風邪をひいて体調が悪く、本調子ではありませんでしたが・・・。
浜で最初に出迎えてくれたのはコイツ。
釣りをする人ならご存知でしょう。
そう、ウオノエの類です。
鯛の口の中にいるタイノエや、サヨリのエラにいるサヨリヤドリムシが有名ですね。
結構可愛い顔してるんですよ。
苦手な人の方が多いとは思いますがw
※渚の探偵:助手様より、「ハマダンゴムシでは?」とご指摘がありました。
調べてみたら、そのものズバリでございました。
ウオノエ改めハマダンゴムシです。
同じ等脚目ということでひとつお許しを・・・w
こんな木箱の蓋のようなものが流れ着いていました。
中国人民保険公司保険の文字が読み取れます。
何が入っていたんでしょうか。
前回来たときも拾いましたが、今回もゲット。
シロツブです。
今回のはちょっと大きめ。
シマシマの感じが、ちょっとウオノエと似てますねw
ツヤツヤしてて可愛い豆です。
おっ! ワニグチモダマ! と思って持って帰ってきたのですが、ワニグチにしてはどうもヘソの幅が広いので、多分イルカンダだと思います。
間違いなければ初イルカンダ!
次は目指せジオクレアですかねw
イマイチの体調をおして来た甲斐があったというものです。
さて、風はめっきり北西から北の風。
台風が来なければ、そろそろシーズンエンドといった感じになってきました。
あと何個の豆に出会えるでしょうか。
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2012.09.27 Thursday
腰を痛めて、丁度一週間が過ぎました。まだ少々痛むのですが、無茶な動きをしなければ大丈夫っぽいです。
というわけで、リハビリを兼ねて、千鳥ヶ浜を歩いてきました。
少々傾いた写真ですいません。
ちょっと前は、奥に見える小さな波止の方まで砂浜が続いていたのですが、単に潮が高いのか、それとも波によって侵食されてしまったのか、ご覧のとおりの状態です。
小さめのオレンジ浮きを拾いました。
普通のより一回り大きめのオレンジ浮きは珍しくないのですが、小さいのはあまり見ない気がします。
表に「海 NO.3 利」
裏に「RICHHARVEST FLOAT NO.3」とあります。
これを見たとき、もしかしてガラス浮きじゃないか、と思ったんですよねー。
世の中そんなに甘くありませんでしたw
木をタコ糸のようなもので包んだボールでした。
砂浜が波によって侵食されたせいなのか、この度の千鳥ヶ浜は土器片が多かったです。
とはいえ、絶対に土器だと言い切れるほどの知識がないので何とも言えませんがw
次回の観察会で鑑定していただきましょう。
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2012.09.26 Wednesday
23日の日曜日。漂着物には全く興味のない相方と、ドライブがてら蒲生田岬へ行ってきました。
まぁ、付き合ってくれるだけ有難いことです、はい。
到着したのは16時半くらいで、既に日が傾いていました。
うーん、秋ですなぁ。
相方をほったらかしでズンズン歩きます(スイマセン)
台風16号の置き土産があるかと期待していましたが、残念ながらココも県南の浜と同じく、これといったものは漂着していま・・・ん?
おおっとー! シロツブ発見!
ありがたや、ありがたや・・・。
これ、綺麗なカタチに写ってますが、実物はかなり歪です。
振るとコトコト鳴るのとカタチからシロツブと断定。
他にはこんなものを拾いましたよ。
左上はスペード型の何かです。
何かの飾りでしょうか。
右上はチャンギだと思うのですが、エージングされすぎていて文字が判別できません。
左下は謎の種子です。
シナアブラギリのデコボコがなくて小さいバージョンといった感じです。
カタチ的によく似ているので、未成熟のシナアブラギリかもしれませんね。
右下はタグです。
正大鎖匙とあり、その下には電話番号も書かれています。
検索してみたところ、どうやら台湾の南東、台東市にあるお店のモノのようです。
鎖匙とはカギのことですが・・・鍵屋さんでしょうかねぇ。
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2012.09.17 Monday
9月16日朝。台風16号の影響か、風は強くなり始めたものの雨はまだ何とか降ってない、というような天気の中、蒲生田岬へと行ってきました。
実は初めてなんですよねー、蒲生田岬は。
岬先端まで続く道は細く、サーファーや温泉利用者の車なのか、意外に交通量が多いのには少々驚きましたが、ドライブには丁度いい感じの飽きさせない道のりでした。
いいところです。
さて、蒲生田岬の駐車場に到着。
灯台の写真を一枚。
波は結構高く、サーファーが非常に多かったです。
観光にきてるらしき人もちらほら。
朝早くから物好きですね。
あ、俺もか。
先端の駐車場付近は磯とゴロタ浜。
その少し西側に砂利浜と砂浜が広がっています。
砂利浜の方はサーファーだらけ。
というわけで、サーファーの「何しに来てるんだ、こいつ」的な視線をヒシヒシと感じながら、邪魔にならないように砂浜へと降り立ちます。
綺麗な水!
歩き始めてすぐ、いきなりワニグチモダマを拾いました。
今回は無地。
付着生物は跡を残して既に取れてしまっており、おそらく再漂着したものだと思われます。
いやー、何はともあれ、来た甲斐があったというもの。
海豆は田井ノ浜で拾って以来、ずっと空振り続きでしたが、ようやく今期4個目です。
うーん、嬉しい!
他にはお約束のココヤシと、ビンロウジュの破片、モモタマナの破片があったくらいです。
あまり時間がなかったので、歩いたのは1時間足らずでした。
台風後も楽しみですね。
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2012.09.14 Friday
8月29日県南遠征の折、豚皇前の浜で拾ったと書いたサキシマスオウノキ。しかし、実は全く違うものでしたw
現地でサキシマスオウノキを画像検索したときに、よく似たものが検索で表示されたものだから、ずっとそうだと思い込んでいたのです。
いや、お恥ずかしい限り。
で、そのサキシマスオウノキと思い込んでいた種子がコレ。
一番上の、ちょっと面長なウルトラマンみたいなカタチのヤツです。
サキシマスオウノキを『ウルトラマンみたいなカタチ』という部分だけで記憶してたのが間違いの元w
サキシマスオウノキは、もっと丸みがあって大きいんですよね。
それじゃ、結局何なのか。
ちょっと調べたんですが、ソテツじゃないかなー、と思ってます。
下のテリハボクは淡島海岸、ククイノキは宍喰大手海岸で拾ったもの。
県南で拾ったタカラガイなど。
エージングされたものが多く、ただでさえ巻貝類に詳しくないので、殆ど名前が分かりません。
お気に入りは、東洋町の野根の浜で拾ったカノコダカラ(中段右から2つめ)です。
これだけは、結構綺麗な状態でした。
あと、左下の貝は、あの変なカタチの卵塊の主、ウラシマガイだと思います。
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2012.09.11 Tuesday
9月10日、気合入れて県南へ行ってきました!昼から用事があったので、朝5時から午前10時くらいまでの約5時間です。
結果から書きますと、見事に空振りでしたw
渚の探偵:助手様が前々日に歩いていらっしゃったとのことで、その落穂拾いといった体です。
しかし、残念ながらその落穂もほぼ無し。
ドライブに行っただけ、みたいな感じになってしまいましたw
まぁ、渚を歩いているだけで気持ちがいいんですけどね。
雨 が 降 っ て な け れ ば 。
実は、ずっと雨が降ったり止んだり、豪雨になったり小雨になったりで、全く安定せず、雨が強い時間は車の中で仮眠して、弱くなったり止んだりしたら歩く、の繰り返し。
雨男は損ですねw
田井ノ浜、福良の浜、大砂海水浴場、豚皇前、宍喰大手海岸、白浜海水浴場、野根の浜とまわって、拾ったのはエージングされたタカラガイ数種とククイノキ1つのみという貧果!
台風が来るまでは我慢ですねー、これは・・・。
あまりに何もなさすぎて写真さえ撮ってないので、文字ばかりの更新となってしまいましたw
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2012.09.08 Saturday
えー、ニュースや新聞でも報道されたようですので、もう書いてもいいでしょうw鳴門市土佐泊浦の千鳥ヶ浜に漂着した、全長4.7mのクジラの正体は、ツチクジラではなく、世界的にも希少な種であるイチョウハクジラでした。
いやー、素晴らしい!
我が徳島が生物史に名を残すわけですよ!
しかーし!
喜んでばかりはいられないんですよね、今回の件は。
もう少しで希少なクジラを焼却処分してしまうところだったのですから。
俺のような一般人が言うことじゃないのかもしれませんが、ツチクジラと同定した鳴門市と水産研究所には是非とも猛省していただきたいところです。
だってねぇ・・・。
現地に行って実物を前にして、GoogleでツチクジラのWikipediaや写真を検索して、目の前に横たわってるのと見比べたら、どう見ても違うんですよ。
俺のような素人でも明らかに「違う」と分かるレベルです。
では、どう違うのかというと、下顎と歯、それと体型です。
Wikipediaを見ると、ツチクジラは口を閉じていても前歯が見えるとのこと。
「ほほぉ、なるほど、なるほど」と目の前のクジラを見てみるじゃないですか。
前歯どころかパッと見では歯がないんですよ。
この時点で、もうツチクジラではないわけです。
(オウギハクジラ類は下顎に特徴的な歯が1対だけあります)
次に下顎。
ツチクジラの下顎は確かに湾曲しているのですが、画像検索でツチクジラの頭部の写真と見比べてみると、漂着クジラの下顎のアーチは、ツチクジラのそれよりも明らかに大きいのです。
また、体型もツチクジラは細長いとのことですが、オウギハクジラ類はわりと丸っこいフォルムらしく、漂着クジラはどちらかといえばその丸っこい体型でした。
更に言うなら、6日の記事にも書いたとおり、生まれたばかりにしては全身の傷跡が多すぎます。
最近できたような傷ばかりなら分かりますが、どう見ても古傷です。
しかし、これがハッブスオウギハクジラ、もしくはイチョウハクジラであれば、成獣の大きさは4.5〜6m足らずなので、傷跡の多さに関しても説明がつくわけです。
今回はイチョウハクジラとのことなので、通常の成獣サイズだったわけですね。
もうひとつ、俺が少し怒っていることがあります。
それは、ツチクジラと同定した鳴門市と県の、その後の対応です。
先日の記事にも書いたとおり、クジラは種類に関わらず、まだまだ謎の多い生き物です。
それを希少じゃないからといって焼却処分しようとしたのは納得がいきません。
だって、貴重なデータの塊ですよ。
そんな勿体無いことしてどうするんですか。
もっと真摯な対応をお願いしたいと思います。
いや、ホントにね。
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