10月15日日曜日。
7時40分ごろ起床。
昨夜から降り続く雨は、とうとう止まなかった。
8時半に海彩館集合ということだったので、朝食を食べるかどうか迷ったのだが、一応食べた。
早々に海彩館へ移動。
8時半ごろ、どんぶらこ号が到着。
が、思ったより人が多いので、バスはいっぱいいっぱい。
俺とM野さんは地元の方の車に乗せていただいた。
わざわざハイヤ大橋を渡ってくださった上、色々と興味深い話を聞かせていただいた。

10分だか15分だかでビーチコーミング会場の茂串海水浴場に到着。
ここは大河ドラマ『武蔵』のロケ地にもなったとか。
九州では屈指の透明度を誇る自然海岸らしい。
残念ながら雨模様なので、その透明度などは分からず仕舞いだったが、美しい海岸線だった。
浜へ降りる階段が唯一の人工物。
階段の脇にはハマユウが群生しており、実も大量に落ちていた。
到着後、まずは記念撮影。
撮影が終わると、まさに蜘蛛の子を散らす勢いで、皆さんバラバラに散っていった。
凄まじい勢いである。
ここは岩場と砂浜が交互になった海岸で、岩場の岩石は薄く剥がれるタイプの泥岩。
波に洗われた泥岩が長細く研磨されて、面白いカタチの礫になっていた。
歩いているとオレンジ浮きやブルー紡錘浮きがいくつか見つかった。
台湾のペットボトル、ライター等も少し。
種子類などはなかった。
途中、実がなっている木を眺めていたら、会長にエビヅルであると教えていただいた。
食べられるらしいので一粒食べてみる。
少々しびらこい感じだが、ブドウの味である。
もう少し歩いていくと、今度はノブドウが。
こちらは食べられないそうだ。
浜を引き返していると、貝屋のH君が腹ばいになって微小貝を探していた。
Wさんが何か棒切れのようなものを腕に乗せている、と思ったらナナフシ。
太短いのでトゲナナフシだろうか。
また、H野さんに案内された岩陰ではサツマゴキブリにも会えた。
4年前に室戸で出会って以来なので感慨深い。
最後は集まって、拾ってきたものについてあーだこーだと意見を言い合う。
このときが楽しい。

2時間ほどの浜歩きも終わり、海彩館へ戻る。
皆さん、交通手段が違うので、レンタカー組やフェリー組は早々に帰路へ。
どんぶらこ号出発まで時間があったので、F先生とWさんと海彩館で一緒に昼食。
13時、どんぶらこ号で本渡へ。
1時間弱で到着して早さに驚く。
Eさんとは同じ宿泊先だったようで、一緒に歩いてホテルへ。
到着が早すぎて部屋の掃除が終わっておらず、15分ほど待ってチェックイン。
Eさんと別れて部屋へ。
部屋ではまず荷物整理。
その後、少し本を読んだり、ツイッターのTLを眺めたりする。
17時ごろ、ホテルを出て近くのツタヤへ。
立ち読みしたり、文具コーナーを見て時間を潰す。
18時になったので、1日目に食べたラーメン屋まで15分ほど歩く。
雨が強くなってきて鬱陶しい。
到着してラーメンを食べ、外に出ると豪雨といっても差し支えないレベルの雨。
ホテルまでの15分が長い。
それどころか、途中で車に水をかけられてしまい、びしょ濡れになった。
ほうほうの体でホテルに戻り、最上階のコインランドリー（という名の洗濯機＆乾燥機）で洗濯乾燥。
1時間くらいかかった。
コンビニに買出しに行きたかったが、雨が強いので諦める。
部屋へ戻り、シャワーを浴び、なんやかんやで早めに就寝。

10月16日月曜日。
6時に起床。
早々に用意をして、ホテルをチェックアウト。
本渡バスセンターへ。
バスは7時10分。
15分ほど、缶コーヒーを飲みながら待つ。
天草空港行きのバスに乗る。
乗客は最初から最後まで俺一人だった。
7時30分ごろ、天草空港着。
思ったより人が多い。
飛行機は7時50分発だが、持ち物検査が40分くらいからだった。
さらば天草。
少々悪天候だが、そこまで揺れることもなく離陸。
8時20分ごろ、福岡空港に到着。
徳島行きが12時半ごろなので、随分と時間が余る。
荷物をコインロッカーに預け、お土産屋をひやかし、レストラン街でカツカレーを食べた。
あまりにも暇すぎて眠かった。
12時35分ごろ、徳島行きが出発。
14時前には徳島に着いた。

ビーチコーミング :: comments (0) :: trackbacks (0)