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2004.11.20 Saturday
長らく放置状態でした。色々ばたばたとしていたもので…。
先日祖父が二年半の闘病空しく、急性白血病(死因は肺出血)で亡くなりました。
誕生日を目前に控えた七十五歳でした。
(葬式では数え年にするということで七十六歳ということになってました)
息を引き取る一時間ほど前、祖父はわりと元気で、「パンが食べたい」などと言っていたのですが、看護婦さんがカテーテルを入れようと祖父の体を動かした際に無理をしたのか肺から出血してしまい、そのまま三十分ほどで息を引き取りました。
俺はその場に居合わせることができず、死に目を看取ったのは祖母だけでした。
今まで祖母以外に絶対に弱みを見せなかった、祖父らしい最後だったと言えるかもしれません。
祖父は俺の中で物凄く大きな存在で、両親の離婚によって実父と離れた俺にとっては、まさに父親のような人でした。
釣り、薬草の名前、鉱石の名前、山歩きの仕方、整体術、大工道具の使い方、刃物の使い方にいたるまで、全て祖父に教わりました。
とても尊敬していましたし、同様に畏怖していました。
祖父が焼かれて骨になって出てきたとき、それまで現実味が持てず泣けなかった俺もさすがに涙が出ました。
(とはいえ、まだ現実味は乏しいのですが)
人間の最後とは、こんなにも無常なものなのか、と感じました。
長い闘病生活にも関わらず、骨が元々頑丈だった祖父の遺骨は炉の火にも耐え、ほぼ原型を留めていました。
最後の最後まで自分の持つ整体術の知識を俺に遺したいと考え、色々と教えてくれていたんですが、志半ばで逝ってしまう代わりに、自分の骨をもって「骨とはこういうものだ」と俺に教えようとしてくれたのかもしれない、などと考えてしまいました。
今は色々と忙しく、ゆっくりした時間が少ないのもあって、なかなか感傷に浸る暇も無いんですが、落ち着いた頃に漸く現実味が湧いてくるものなのかもしれません。
祖父の戒名は “慈照院実山本草居士”
周囲を慈しみ、照らし、山野草木をこよなく愛し、その実は山の如し。
この上なくぴったりな名前だなぁ、と家族で泣き笑いしました(笑)
まだ色々とばたばたしてるので、レス等はもうちょいお待ちくださいな。
仏事がここまで忙しいとは思いませんでした、はい。
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