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2004.12.15 Wednesday
先日、BAHOのライブが県内の文化センターなるところでありまして、急遽行くことになりました。(お袋が「たまにはストレス解消してこい」ということでチケ取ってくれてたんですよ)
で、感想。
やっぱり上手いですね。
そこらのJ-POPなんざ目じゃない…って当たり前か。
最近流行(流行ってるだけ)の安い音楽と比べちゃいけませんね、はい。
トークも面白かったです。
終始、石田さんのボケにCharがツッこむって感じでした(笑)
曲の方はオリジナルもありましたが、DEEP PURPLEの “Highway Star” ジャズバージョンや、ニールヤングのカヴァー、あと懐メロメドレーとかやってましたね。
知らないのも多かったけど、どれもよかったなぁ…。
まぁ、何が良かったって、彼らが心から楽しんで音楽やってる雰囲気が伝わってきて、聴いてる方も肩の力抜いて盛り上がれた、ってことですか。
別に俺は彼らのファンでもなんでもないし、Charも名前と有名なギタリストである、というくらいにしか知りません。
でも、やっぱり本当に良い音楽っていうのは、ファンとか世代とか、そんなものの垣根を越えて万人の心に響くものだ、と思います。
最近の邦楽って、ほとんどが掻き捨てというか、一曲一曲の寿命が無茶苦茶短いですよね。
確かにそれなりにイイモノも出てるんだけど、“名曲” っていうのが一つも無いんですよ。
次の世代まで残していくべき、といえるような曲が。
これって今の日本じゃ当たり前なのかもしれませんが、正直かなり憂うべき事態なのではないでしょうか。
それを考えると、やっぱり一昔前の歌はよかったな、と。
技巧的なことは確かに大事です。
最近の邦楽シーンには、確かに上手い人も多い(「え?コレ幼稚園のお遊戯でしょ?」みたいなのも嫌になるくらい多いですが…)ですよね。
でも、ほとんどはそれだけなんですよ。
ただ上手いだけ。
心が無い。
世界が無い。
聴いてる方も、「あぁ、いい曲だった」で終わらせちゃう。
そのせいか、どれ聞いても大差ないんです。
区別がつかない、といってもいいです。
それなら、下手でもいいから自分たちの世界をしっかり持ってる人たちの方が、俺は好きです。
例えば、BUMP OF CHICKENなんて歌も音もそれほど上手くはないです(むしろ下手だと思う)けど、自分たちの世界観を大事にして、それを中心に曲作りしてるなー、ってわかります。
別に彼らのファンじゃないですよ。
例として挙げただけです。
あと最近の邦楽ラップやレゲエのブーム。
これは正直嫌いです。
演歌を日本語以外で歌うようなもんです。
もしUSで英語の演歌が大流行したら、日本人は何て思うでしょうか。
「そんなの演歌じゃない」と思うこと間違いなしです。
以前、外国人が結構集まる、とある喫茶店でコーヒー飲んでたときのこと。
この店では大抵MTV流してるんですが、丁度TVにどこぞの日本人ラップグループが出てまして。
ひとしきり曲が終わったとき、カウンターに座ってた外国人の兄ちゃん何人かが、「shit!」と吐き捨てるように呟いたのが聞こえました。
俺はそのキモチ、すごいわかります。
日本語で歌ってもね、カッコ悪いだけなんですよ、マジで…。
しかも、口先だけで内容が全然感じられないようなのとか、無意味に甘っちょろいのとか、やたら音が軽いのばっかり…。
なんでこんなのカッコいいと思う人がいるんだろう、と本気で思います。
ラップを聴きたいならエミネムやCOOL Jがいるじゃん。
レゲエを聴きたいなら神様ボブ・マーリーがいるじゃん。
…と、思うわけですよ。
え?モー娘?
あれは音楽じゃないです(断言)
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