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2013.09.12 Thursday
1ヶ月に1回、喘息の定期健診に通っています。昨日は検診の後に少々時間が空いたので、久しぶりに吉野川を見に行ってきました。
随分と久々な古川の渡し。
まだまだ暑いですが、川沿いは秋らしい雰囲気。
先日、大雨が降ったこともあって、新しい陶片がいくつか表面に出ていました。
そんな陶片を拾いながら、ふと粘土質の土手部分を見ると、瓶のお尻部分が埋まっています。
どうせ割れてるんだろうなー、と思いつつ引っこ抜いてみたら、意外にも完品でした。
ラッキーです。
帰宅して洗浄したのがコレ。
深い緑色で、気泡が多いです。
作りもいい具合に雑で、味があります。
実は、このエンボスに気付いて引っこ抜いたのです。
右書きで「大日本麥酒株式會社製造」とあります。
最初、“麥” が読めなくて困りました。
これでも一応、元文学部生なんですがw
そう、麥は麦の旧字体で、つまり麥酒とは麦酒、ビールのことだったんですね。
そんなわけで、大日本麦酒株式会社を検索してみました。
Wikipediaによれば、大日本麦酒株式会社は1906年から1949年の間、日本に存在したビールメーカーで、一時は市場占有率70%近かったという大会社だったそうです。
1949年にアサヒ、サッポロ各社の前身となる会社に分かれ、今に至るとのこと。
エンボスが右書きということは戦中でしょうか?
何にせよ、少なくとも60年以上前のもの、ということになります。
瓶と陶片 :: comments (2) :: trackbacks (0)
Comments
森の人
::
2013/09/12 03:57 PM
きれいだなぁ。アサヒとサッポロの前身なんて、それだけでロマンがあります。
きれいだなぁ。アサヒとサッポロの前身なんて、それだけでロマンがあります。
とーま
::
2013/09/12 05:38 PM
>森の人様
古い瓶というのは趣があっていいものです。
この大日本麦酒株式会社、アサヒの前身というだけあって、当時既に三ツ矢サイダーも作っていたそうですよ。
歴史浪漫を感じますねーw
>森の人様
古い瓶というのは趣があっていいものです。
この大日本麦酒株式会社、アサヒの前身というだけあって、当時既に三ツ矢サイダーも作っていたそうですよ。
歴史浪漫を感じますねーw
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