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2012.12.27 Thursday
陶片分布メモ第2回は、鳴門市瀬戸町大島田の田尻の浜です。田尻の浜とは言っても・・・。
この地図の左上の青いバツ印が、いわゆる田尻の浜です。
こっちには、実は陶片は全く落ちていません。
今まで何度か行ったんですか、一度も拾ったことないんですねー。
正直、不思議です。
それじゃ、どこに落ちてるんだ、というと、地図の赤丸の場所です。
メインとなるのは、地図の「甚平谷」の右側の赤丸。
丁度この「甚平谷」のあたりに地磯があり、そこから東は小さな礫浜になっています。
ここはかなり良質の陶片が出ます。
角や模様の磨り減りは少なめで、破片も大きめのものが多い印象。
ただ、東に行けば行くほど数は減ります。
拾える陶片はこんな感じです。
先日の櫛木の写真と比べてみると、差が良く分かります。
時代的には櫛木と同じく、明治あたりの型紙印判と銅版転写が主ですが、五弁花つきの江戸陶片も拾ったことがあります。
あ、地図の「甚平谷」の左側の赤丸周辺も少し落ちてますが、数は少ないようです。
産出状況から鑑みるに、おそらくは地磯の東側、つまり丁度右側の赤丸のあたりに、古いゴミ捨て場があったのだと思います。
櫛木ほどは数が多くない感じなので、資源(?)の枯渇が心配ですw
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