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2012.12.26 Wednesday
黒潮由来漂着物のシーズンが終わり、南への遠征もおあずけの今日この頃。また鳴門周辺を歩いて、ポツポツと陶片なんぞ拾っております。
そのうち無くならないか不安ですw
さて、浜歩きするようになって1年弱。
この辺で普段歩いている海岸における、陶片の分布や状態なんかをメモっておこうと思います。
まずはホームビーチの櫛木海岸から。
櫛木海岸の陶片分布は、大きく分けて図の2ヶ所となります。
櫛木川西側の突堤がある海岸の方は、突堤から西に向かって歩くにつれ、陶片の数が増える傾向にあり、最も多いと感じるのはテトラポッドが積まれている周辺です。
拾える陶片は明治時代の型紙印判と銅版転写がメイン。
型紙印判の方が目立つ感じで、蛇の目凹型高台のものが多いです。
極稀に江戸の染付け陶片も拾えますが、かなり少ないと思います。
状態としては、エージングの進んだものが多く、角が取れて丸くなっているくらいなら可愛いもので、中には表面の模様が完全に削られてしまっているような状態の悪いものも散見されます。
次に櫛木川東側の、徳島大学ヨット部の艇庫がある海岸の方です。
こちらも陶片は落ちているのですが、西側ほどではありません。
拾えるもの自体は大差ないものの、状態は西側より綺麗なものが多いかもしれません。
ここでは、東へ歩けば歩くほど、つまり日出湾方面に行けば行くほど、陶片の数は減ります。
というか、ヨット艇庫周辺から櫛木川河口周辺の狭い範囲に固まっていると言っていいでしょう。
それより東ではほぼ拾えません。
(たまに例外もありますが)
古い集落近くの海岸には、大体ゴミ捨て場があったようです。
ですから、西側海岸にせよ、東側海岸にせよ、元々は何処かにハケがあったのでしょう。
そこから流出した陶片が礫と混じり、波に洗われて、表面に出てきたものを俺が拾っている、と。
何だか時の流れをダイレクトに感じますねw
ちなみに櫛木産陶片の例。
左側2つのようにエージングの進んだものが多いです。
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