I solation Room
SEARCH THIS SITE
 
space
arrow RECENT ENTRY
  • 津峯神社 (02/10)
  • 櫛木名物 (02/06)
  • 古烏神社 (01/22)
arrow CATEGORY
arrow RECENT COMMENTS
  • 花粉にも黄砂にも負けず
  • とーま (03/16)
  • 渚の探偵:助手 (03/14)
  • とーま (03/14)
  • 森の人 (03/13)
  • 思い出の場所と陶片
  • とーま (03/10)
  • 川とガラス瓶
  • とーま (03/10)
  • 小松通信34号
  • とーま (03/10)
  • 森の人 (03/10)
arrow RECENT TRACKBACKS
  • 断食修行
  • ベジライフ酵素液プチ断食口コミ (02/08)
  • ソルトルアー入門
  • 遊びと仕事とアレコレと (11/30)
  • 古烏神社
  • ケノーベル エージェント (01/23)
  • 立岩神社
  • ケノーベル エージェント (10/29)
  • 金山神社
  • ケノーベル エージェント (10/24)
arrow ARCHIVES
arrow Links
arrow Profile
arrow OTHERS
RSS1.0 * ATOM0.3
Powered by SereneBach 2.09R
space
<< 古烏神社 | main | 津峯神社 >>
space
櫛木名物
2012.02.06 Monday
はい、随分ご無沙汰でした。
ここしばらく寒かったですね。
おかげで、どうも体調がイマイチです。
インフルエンザも流行ってるようなので気をつけないと。
さて、神社ネタの続きで津峯神社、といきたいところですが、1月末に櫛木を歩いてきたので、そのレポートというかメモを少し。
えー、毎年この季節恒例、ブンブクの漂着が始まりました。
前回の記事の時点でも少しは見られたんですが、今回はもっさり流れ着いてました。
とりあえず5つ拾ってきて、漂白したら4つは割れました。
これも毎年恒例です。
やれやれ。

ブンブク
で、コレが唯一無事だったブンブクチャガマ。
ブンブクの標本を手に入れるには長くて険しい道のりがあるのです。

【レベル1 ブンブクの発見】
これは季節さえ間違わなければ楽勝です。

【レベル2 完体の捜索】
要するに割れてないブンブクを見つけられるか否か。
カラスに突かれてるのも多いです。

【レベル3 ブンブクの洗浄】
これが難しい。
ブンブクの口、もしくは肛門から水を入れ、中身を出して洗うわけですが、衝撃に弱いため洗っている途中でいくつ割ったことやら。
水流だけでは中身が取れない場合、つまようじや竹串で掻き出すこともあります。
このときにまた割れるんだ、これが。

【レベルMAX ブンブクの漂白】
薄汚れたブンブクを漂白剤に浸けます。
オキシドールなんかでもいいようですが、俺は普通にハイター使ってます。
今回なんか、カビキラーで漂白しましたよ、えぇ。
で、当然のことながら、殻の成分はカルシウムなので漂白剤に浸けたら溶けます。
そこで漂白剤を希釈してやるのですが、この濃度、そして浸ける時間の見極めが難しい。
濃いのに長時間つけたらバラバラに砕けます。
濃度が薄いと時間がかかりまくったり、汚れが落ちなかったします。
ウニ系の標本作成における永遠の課題です。
割れるのが怖くて漂白しない人までいるようです。
気持ちは分かります。

あ、櫛木名物なんて書きましたけども、このブンブク、恐らく播磨灘に面した海岸なら大抵どこでも拾えるのではないかと思います。
長浜でも北泊でも漂着してましたからね。
ちなみに、櫛木海岸には他にどんな名物があるかといいますと、まずは陶片。
これはかなり多いです。
全く目利きはできませんが、そんな古いものはないような気がします。
次に碍子。
電柱なんかにつける磁器製の絶縁体ですけども、なぜかコレが多いんですよね。
不法投棄されたものだろうなー、とか考えると微妙な気分になります。
波によってエージングされたものがよく転がってます。
次にタイルの破片。
これも不法投棄されたものでしょう。
不法投棄ばっかじゃないか!
あ、ビーチグラスも滅茶苦茶多いです。
これも喜んでいいのかどうかw

はい、切ないオチがついたところで、ついでに今回の櫛木散策で出会ったものを紹介。
といっても2つだけです。

アヒル?ハクチョウ?
アヒルだかハクチョウだかの玩具です。
色がきっついピンクなので物凄い目立っていました。

イノシシ解体現場?
はい、グロ画像です。
お食事中の方、すいません。
イノシシが綺麗に骨と皮になってました。
死んだイノシシをカラスやら野犬やらが食べたにしては綺麗すぎるし、そんな古くもないようだったので、猟師が仕留めた獲物を解体して、肉だけ持って帰ったのかな、とか推理してみたのですがどうでしょうか。

ビーチコーミング :: comments (4) :: trackbacks (0)
space
Comments
icon 渚の探偵:助手 :: 2012/02/07 11:57 PM
オォ! これはまた見事なイノシシ! じゃなくて、ブンブクチャガマの標本ができましたね〜(^^)
ブンブクの漂白、これはまぁ薄めの液で、気長にやればいいのですが、中身抜きには本当に苦労しますね。 何かいい道具はないものか?とブンブクを処理するたびに思うのですが、漂白が終わるともうそんなことは忘れてしまっています…(笑)

イノシシ、しかし見事なくらい、骨と皮に解体されていますね! これはきっとプロの仕事でしょう。
icon とーま :: 2012/02/08 05:24 AM
そうなんですよね。
割れるのが嫌なら、結局のところ薄めで時間をかけるしかないのだと思います。
で、一晩放置してたらバラバラになってた、なんてこともあるので、薄めるにしてもどれくらい薄めればいいのかw
もう、何度もやって勘を養うしかないのかもしれません。
ふと思ったのですが、ブンブクの中身抜きに細めの耳かきは使えないでしょうか。
大きなヤツなら何とかなりそうな気がするんです。
今度試してみます。
イノシシは、やはりコレ、プロの仕事っぽいですよね。
ということは、近くで猟をしているということなので、間違って撃たれないよう気をつけないとですw
icon 森の人 :: 2012/03/07 02:16 PM
ブンブクいいできですね。本当にこの仲間はきれいで工芸品のようですものね。イノシシSFに出てくる生物のようですね。皮は要らないのかしら?
icon とーま :: 2012/03/08 06:06 AM
ブンブク、これも実は、小さな穴が開いてるんですよ。
目立たないんですけどねー。
なかなか完品は難しいですw
猪の皮はどうも使い道がないようです。
他の動物と比較しても随分と毛が硬いですしねw
Trackbacks:
Comment form
Name:

Mail:

Url:

Comment:

space
space Cookie: