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病床にて読みたる書のこと
2004.10.18 Monday
古臭い書き方の題字だ…。

ここ一週間と少々、風邪を患い病床に臥していたのは、前記した日記のとおりです。
首や腰の痛みはおさまったものの、相も変わらず喉と頭の痛みは取れず、熱も微妙に下がりきってくれません。
他にできることもほとんどないので、仕方なくベッドで横になりつつ本を読んで読んで読んで(略)、結局ここ一週間ほどの間に十冊あまりも読んでしまいました。
せっかくなので一部をメモついでに紹介します。

稲生モノノケ大全 陰之巻
江戸時代、とある屋敷に一ヶ月もの間起き続けた怪異と、その怪異をものともせず屋敷に住み続けた豪胆な男の物語である 『稲生物怪録』 のアンソロジー本ともいえるのが本書。
資料としても価値のある一品です。
執筆陣も豪華ですね。

涅槃の王 1〜4
『沙門空海唐の国にて鬼と宴す』 を読了後、夢枕獏の他作品を読みたくなり、以前大学の教授から薦められたことのある本書を読むことにしました。
主人公は若き日の釈迦(シッダールタ)で、ジャンルは 『沙門空海〜』 と同じくSFですが、本書の方がよりSF色は濃いです。
そのスケールの大きさは超弩級で、本の厚さも京極夏彦に勝るとも劣りません(笑)
個人的には 『沙門空海〜』 よりも好きなストーリィでした。
久々に鳥肌の立つのを覚えた小説です。
全四巻の読了に五日程かかりました。

陰陽師〜陰陽師 鳳凰ノ巻
これは有名ですね。一時期、流行に流行った本です。
あまりにも流行ってしまったために手を出す気が失せていたというか、いまひとつ食指が動かなかったのですが、今回夢枕獏の作品をいくつか読んだこともあり、ついでに読んでみるか、という軽い気持ちで手に取りました。
今昔物語が好きな俺としては、元ネタがそれなりにわかることもあり、かなり楽しめました。
しかし、先に 『沙門空海〜』 や 『涅槃の王』 を読んでしまっているために、本書は少々エンタメ志向が強すぎる感じを受けました。
(小説なんて須らくエンタメだろ、と言われたら身も蓋もないですが)
長編ではなく、一話完結の短編集のような形態であるというのも、少々物足りない気がする要因であろうと思います。
軽く暇つぶしに読むにはいいです。さらっと読めます。
四冊を読了するのに三時間半ほどしかかかりませんでした(笑)

現在は天を越える旅人を再々々(中略)読中。
高校時代に初めて読んでから今までの六年間で、既に十回以上も読み返したであろう思い入れの強い本であり、初めて読了後に鳥肌が立つのを経験した本でもあります。
この本のキーワードは、SF、哲学、チベット、密教、宇宙、飛翔、山、といったところでしょうか。
読み手を選ぶ本です、はい(笑)



のんびり本を読める生活というのも悪くないんですが、風邪を早く治さないことには自分も辛いし、周囲の人にも迷惑をかけることになります。
頑張って治さないと……ということで、今日はこの辺で寝ます。

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