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2008.02.26 Tuesday
久々に森博嗣作品を購入→読了。
もえない、というタイトルから何を連想するかは置いとくとして、読み終えたら意味が分かるはず。
巷では、わりと酷評されているような感じもしますが、俺は結構好きな話でした。
何回かここでも書きましたが、森作品の最近のシリーズものミステリは、随分と対象読者を絞ってしまっているというか、読みやすいというか、軽いというか……。
キャラ萌え(?)ライトノベルス風になってしまっているような気がします。
(そういう意味で、俺は突き放した感じのスカイクロラシリーズが好きなわけですが)
勿論、それが悪いというわけではなく、俺とは肌が合わなくなってきた、というだけのことです。
森博嗣としては、恐らく(本を売るために)読者の希望に応えているのだと思います。
今作は淡々坦々としていて、登場人物も、ストーリーも、冷たい空気に覆われています。
トリック(?)とか犯人とか、そういうのはすぐに分かります。
ミステリ的な意味での驚きはありませんが、じわっとくるホラー的な楽しさがあります。
というか、どちらかと言えばホラーかも。
まぁ、興味がある人は読んでみてください。
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