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2005.11.16 Wednesday
買って一ヶ月以上になるというのに、記事を書くのを忘れていました。我ながら何たる不覚!
謝れ! 天下のZEISS様に謝れ!
というわけで天下のZEISS IKON社製、ボックスカメラの王様ことボックステンゴールです。
デジカメが手元に無いので写真無しですが、またそのうち写真つきで記事を書くことにします。
さて、ボックスカメラとは何かと言いますと、その名の如く箱型のカメラです。
小さな四角い箱にレンズがついているだけのものです。
材質は紙製、木製、ベークライト(モールドプラスチック)製、金属製など色々ありますが、基本的な構造はどれも大差なく、レンズの付いた最も原始的なカメラです。
こんなもので写るのか! と思いたくなるほど単純にできています。
逆に言えば壊れるところのない経年変化に強いカメラです。
ついでに言えば、とても安いです(笑)
で、ZEISSのボックステンゴールですが、こいつは総金属製ボディです。
おそらく鉄板プレスだと思います。
なかなか頑丈にできていて、さすがZEISSといった感じ。
ボックスカメラとしては珍しく、絞りが二段階(F11&F22)、フォーカスも二段階(1〜3&3〜∞)と切り替えが可能で、これまたさすがZEISSと言いたくなります。
レンズはGOERZ FRONTAR(ゲルツ・フロンター)
凹レンズと凸レンズを組み合わせたもの(メニスカス・アクロマート)です。
いわゆる単玉なのですが、これがありえないくらい良く写ります。
いつか作例をUPできるといいなぁ。
ファインダーは反射式で縦用と横用の二つ。
見えはあまり良くありません。
大まかな構図なら何とか決められるかな、といった程度。
絞りは前記したように二段階ですが、F11が開放でF22に絞ると穴が開いた鉄板がレンズの後ろに現れるというだけの構造で、その合理的なシンプルさには驚きを隠せません(大袈裟)
フォーカスがまた単純で、近距離(1〜3m)撮影の場合、レンズの後ろにレンズがもう一枚入るだけ。
レンズの前に虫眼鏡置いて撮るようなもんです。
シャッターはギロチンシャッターで、速度は二速(TとI)のみ。
Iは1/50くらいかな。
とにもかくにもシンプルなカメラなのです。
シンプルだけに整備も簡単。
俺のところへやってきたテンゴールは、レンズとファインダーがかなり汚れていました。
しかし、前板がネジ二本で外れるおかげで掃除も楽々です。
ちょいちょいと清掃して完了。
ミラーやレンズ自体には劣化もなく、70歳以上のお婆さんカメラとは思えません。
ちなみに、俺のテンゴールはセミ判(6x4.5)です。
6x9判の情報は多いのですが、セミ判の情報は意外に少なかったです。
実は結構レアだったりして(笑)
カメラ :: comments (2) :: trackbacks (0)
Comments
フ***
::
2005/11/16 11:15 PM
( ・Д・)
…。
( ・Д・)
…。
とーま
::
2005/11/17 04:45 AM
■フクちゃん
な、なんだよ! 何が言いたいんだよ!Σ(´Д`;)
■フクちゃん
な、なんだよ! 何が言いたいんだよ!Σ(´Д`;)
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