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2019.07.03 Wednesday
最近は釣りと干潟ばかり行っています。徳島は南方系シーズンの到来が思ったより遅く、関東方面の青い貝大量漂着の情報などをツイッターで見るたび、ハンケチを噛みたくなる気持ちです。
たまには鳴門の播磨灘側の海岸も歩いてみないと、とは思っているのですが。
そんなこんなで、いつもの干潟です。
この日はパッチン(アナジャコ)掘りをしているおじさんが一人。
ポマードと言えばメヌマポマード。
何せ、一時はシェア75%を誇ったそうですからね。
ちなみにメヌマポマードのメヌマは、埼玉県の妻沼町(めぬままち)から取られています。
創業者である井田友平氏の生まれ故郷です。
何やら緑青に覆われた金属のタグのようなもの。
文字が彫られていたので、持ち帰って緑青を落とすことに。
葦の根元に埋まっていたニッキ水の瓶。
最近、瓶はそこそこ良いのが拾えます。
この運を陶片の方にまわしたい……。
帰宅してザッと洗浄したら、なかなか綺麗な瓶でした。
切りっぱなしの口部分が少しだけ欠けていますが、ほぼ完品と言っていいでしょう。
気泡の入り方と首の曲がり具合が良いですね。
とはいえ、個人的にはこちらの方が気になります。
緑青があまり落ちませんでしたが、何とか読めるように。
表には『木村氏』とあります。
裏には『佐古九丁目 ○三口』の文字が。
○の部分が不明でしたが、ネットで色々調べたところ、戦前に “佐古九丁目 矢三口” という地名が、今の佐古五番町の北西隅にあったことが分かりました。
(1936年発行の徳島市全圖に該当する地名が見られます)
おそらく間違いないと思いますので、少なくともコレは戦前より前(変な言い回し)のモノであるようです。
さて、この謎のタグは一体何なのか。
拾った当初、日本軍の認識票なのでは? と考えたのですが、どうもカタチが違うようです。
そもそも名前も所属も書いていない認識票は無いですよね。
戦前の迷子札が結構似ているように見えるものの、似ているだけでは決定力に欠けます。
もうしばらく調べてみるつもりです。
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