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2017.03.14 Tuesday
すっかりご無沙汰してます。なんとなんと、正月から更新なし!
blogやってる意味あんのか? という疑問が湧いたり湧かなかったりしますねw
会報の編集にかかりきりだったこともあり、海にも2ヶ月以上行ってません。
完全にビーチコーマー(仮)でございます。
3月19日の定例会が、久々の浜歩きになりそうです。
さて、この日曜日は、用事があって美馬市に行っておりました。
サクッと用事も片付き、せっかく来たことだし、ということで以前から一度見てみたかった郡里廃寺跡(こおざとはいじあと)を見学することに。
白鳳時代の寺跡でして、国指定遺跡。
当然県内最古でございます。
浪漫ですなぁ。
が、まぁ、現状は殆どただの原っぱです、はいw
かなりの広さ。
大きなイチョウの木。
「中山路のイチョウ」と呼ばれる雌株の巨木です。
足元はギンナンだらけ。
こりゃ、時期によっては悪臭が凄まじいのでは……。
樹高は現在12mくらい?
元々は30m以上あったそうです。
で、その前にある傾いた小屋。
その名も「お乳大明神」
古いイチョウの木は俗にいう「乳根」が枝や幹から垂れ下がることがあります。
全国的に信仰の対象になる例も多いようですね。
伽藍の配置図。
大きな寺だったことがよくわかります。
法隆寺並の寺域だったとか。
塔跡についての説明看板。
こちらがその塔跡。
周囲より少し高くなっています。
塔跡付近を歩いていたら、足元に布目瓦の小さな破片が落ちていました。
郡里廃寺跡を堪能し、ついでのついでということですぐ近くの段の塚穴も見学。
ちなみに、こちらも国指定遺跡。
こんもりしているところが古墳です。
左が太鼓塚古墳。
右が棚塚古墳。
二つ合わせて段の塚穴です。
まずは棚塚古墳の方へ。
開口部がちょっと狭いので、腰をかがめて入ります。
玄室内部はこんな感じ。
ご覧のように、側壁から側壁へ石棚が渡されています。
次に太鼓塚古墳。
こちらは開口部に高さがあり、腰をかがめることなく入室できます。
付近には藤の種が沢山落ちていましたw
かなり長い羨道。
精緻な石の積み具合に萌えます。
玄門です。
閉所恐怖症なので、ちょっとドキドキしますw
そして玄室。
写真では側壁しか分かりませんが、四方の壁が急激に持ち送られ、大きな天井石に収束するという非常に珍しいドームのような形の石室で、その名も段の塚穴型石室といいます。
天井の高さは4m以上あって広々。
いやー、素晴らしい。
全くの予定外だったこともあり、懐中電灯を持っていなかったのが悔やまれます。
段の塚穴から少し北に、坊僧池という溜め池があります。
この付近に、郡里廃寺へ瓦を供給した瓦窯跡があるそうです。
下調べ等していないので、どこに窯跡があるのかは分かりませんでしたw
帰りに脇町の「あんみつ館」へ。
いいところなんですよ、ここ。
1年に1度くらいは遊びにきてます。
あんみつ館で洋蘭を見て、うだつの町並みにあるカフェ「くるわっか」で一休みしてから帰宅。
なかなか良い寄り道でした。
日記 :: comments (2) :: trackbacks (0)
Comments
ぐーたら
::
2017/06/05 11:31 PM
白鵬の布目瓦が、そこらで拾えるのはいいことなんでしょうか、悪いことなんでしょうか(笑)
一帯を這いずり回れば、もっとあると思います(笑)
白鵬の布目瓦が、そこらで拾えるのはいいことなんでしょうか、悪いことなんでしょうか(笑)
一帯を這いずり回れば、もっとあると思います(笑)
とーま
::
2017/06/07 05:15 AM
おお、ぐーたら様!
ツイッターではフォローを返していただきありがとうございました。
かなり草が茂っていたのでアレでしたが、おそらくもっと沢山落ちているのでしょうねー。
おっしゃるとおり、良いのか悪いのか何とも言えませんが(笑)
おお、ぐーたら様!
ツイッターではフォローを返していただきありがとうございました。
かなり草が茂っていたのでアレでしたが、おそらくもっと沢山落ちているのでしょうねー。
おっしゃるとおり、良いのか悪いのか何とも言えませんが(笑)
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