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斑皮鯨茶碗
2015.07.08 Wednesday
斑皮鯨茶碗
昨年7月、徳島を代表する陶芸家である高橋和三郎先生が鬼籍に入られました。
先生の作品展には、可能な限り足を運ぶくらい好きでした。
以前、記事を書いたことがあったと思いますが、鴨島町にある先生のギャラリーを訪ねたとき、幸運にもお話させていただく機会がありました。
今から6年前、2009年のことでした。
丁度、出先から帰られたばかりの先生は、どこの馬の骨かも分からない若造の俺にお茶を勧め、色々と面白いお話をしてくださいました。

「こういうの(作品)はね、買うもんじゃないですよ。自分の気に入ったものをよーく見ること。それだけでいいんです。買っちゃダメですよ(笑)」

なんて、ニコニコと笑いながらおっしゃったときのお顔、今でもよく覚えています。
買うもんじゃない、と言われましたが、今回買ってしまいました。
先生の作品、機会があれば手元に置いておきたい、と以前から思っていたのです。
何だか約束を破ってしまったような感もありますが、どうかお許しいただきたいと思います。

斑皮鯨。
皮鯨とは、主に唐津茶碗などの口縁部に塗られた鉄釉と周囲の白っぽい色の対比を、鯨の皮と身(皮下脂肪)になぞらえたものです。
時間と心に余裕ができたら、この茶碗でお茶を点ててみたいと思っています。

骨董 :: comments (2) :: trackbacks (0)
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Comments
icon 尚 nao. :: 2015/07/14 11:41 PM
渋い、いい雰囲気の器ですね。
「買うもんじゃない」なんて、なかなか深いお言葉ですが
欲しくなってしまう気持ちもまたわかります。
皮鯨というと、確かギャラリーフェイクってマンガでも出てきたと思いますが
それを読んだ頃には、その皮鯨のなんたるかがよくわかってませんでした(笑)
改めてここでそれを確かめさせてもらいました。
icon とーま :: 2015/07/15 08:21 AM
>尚様
ありがとうございます。
骨董や美術品は手を出してはいけない領域である、というのが俺の基本スタンスなので、「買うもんじゃない」という和三郎先生の言葉は大変ありがたく尊いものでしたが(笑)、今回はついに欲望に負けて買ってしまいました。
ズルズルと沼にはまってしまわないよう気をつけないといけません。
(と言ってる時点で危ないような……)
ギャラリーフェイク、懐かしいですね!
全ての話を読んだわけではないので、皮鯨が出てくるとは知りませんでした。
ちょっとヤフオクで全巻セットを漁ってきますw
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