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渦福
2015.01.10 Saturday
月曜の朝に鳴門は島田島、思崎へ行ったときのこと。

渦福1
前々回の記事には書いてなかったのですが、久しぶりに渦福銘の陶片を拾ってました。
青磁染付けです。
渦福とは、角福銘における福の字の田の部分を渦巻き状に略して書いたものを言います。
17世紀初中期頃から、角福銘は有田の磁器に使われるようになります。
初期は渦は巻いておらず、篆書体で福の字が書かれていました。
渦福になったのは1670年頃からだそうです。
この角福銘は柿右衛門窯の作品に多く見られるため、一つの指標になっている感がありますが、特に柿右衛門に限ったものというわけではなく、有田の他の窯でも使われていたようです。
ただ、全体的に上手の作品が多いとは言われています。

渦福2
見込みは松竹梅文。
礫浜の陶片ゆえ擦れてしまってはいるものの、呉須の発色も良く、絵付けもしっかりしてます。
青磁釉の厚みもあり、わりと上手の作品と言ってもいいのではないでしょうか。
時代的には18世紀初期頃かなー、と思っています。

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