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カスラック再び
2009.04.29 Wednesday
権利者軽視では結論出ない? 著作権制度「大所」からの議論開始
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JASRACのいではく氏は、「権利者を尊重すべき」という前提で議論を展開すべきとコメント。 また、補償金制度の結論が出ない理由については、「人のものを黙って取ったり使ってはいけない という、人間の基本的なところが尊重されていない」ためと指摘。「無から有を生み出す労力を無視して、利便性を求める議論だけをしても結論は100年たっても出ない」として、権利者側が尊重されていないと批判した。

さらにいで氏は、過去の著作権分科会で主婦連合会常任委員の河村真紀子氏が、「自家用車で聞くために、消費者はもう1枚同じCDを買うのか」と疑問を投げかけたことを取り上げ、「当然だと思う」と説明した。

「家にあるコーヒーを車で飲みたければ、持ち出すか外で買えば良いのと同じ
車で聞きたければCDを持って行くか、それがいやならもう1枚買えば良い。自宅内でのコピーは認められてはいるが、コピーを持ち出すのは『基本的に全面OK』ではない。自宅内で使うものは仕方がないから認めるという程度。CDのそういうことがきちんと理解されず、既得権のように当たり前になるのは非常に危険だ。」
(記事中より抜粋)
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マ ジ キ チ

なんでこの人が、偉そうに「権利者尊重」とか言ってるんでしょうか。

Radioheadは試験的に、作った曲をレコード会社等を通さず、ダウンロード販売しました。
しかもそれは、消費者側が値段設定できる(つまり無料DLもできる)、という画期的試みでした。
結果、有料DLしたのは全世界で30万〜50万人。
1人平均600〜700円を支払い、バンド側には2億〜3億円前後のお金が入ってきたそうです。
これがレコード会社等の権利会社を通したCD販売だった場合、バンド側には数%しかお金が入ってこないそうです。

上記の例のように、消費者は良質のモノには言われずともお金を出します。
何故、今国内でCDが売れないのか。
それは金を出してまで聴きたいモノが少ない、というのがひとつ。
もうひとつは、CDが高すぎるということです。
シングル1000円、アルバム3000円というのは暴利を貪っているとしか思えません。
携帯での着歌DL販売なども、下手したら1曲400円以上ですからね。
そのうちの一体何%が、「権利者様」に還元されていることやら。
とはいえ、この辺はカスラックとそれほど関係ないので、まぁいいでしょう。
ここで何が言いたかったかというと、中間搾取しているレコード会社や出版会社等の権利会社(一応カスラックも含む)はいい加減にしろ、ということです。

さて、それでは本題です。
抜粋部の後半をご覧ください。
CDのような高いものと、コーヒーを比べているのがナンセンスだと思いませんか。
それ以前に飲んだら無くなるものと比べてるのがアレですけどw
本気で頭が悪いのか、それとも金銭感覚というものが麻痺しているのか分かりませんが、庶民の考え方でないのは確かだと思います。
同じことを麻生首相が言ったらボロクソに叩かれるでしょうね、マスゴミ様に。

俺はここ最近、資格取得のために知的財産権を勉強しています。
その上で、いではく氏の発言を少し考えてみました。
著作権法第三十条にはこう書かれています。

個人的に又は家庭内その他これに準ずる限られた範囲内において使用すること(以下「私的使用」という。)を目的とするときは、次に掲げる場合を除き、その使用する者が複製することができる。

つまり、CDを買ってきて、もしくはレンタルショップで借りてきて、それをコピーして個人の範囲で使う分には全く問題なく、家庭内やそれに準ずる限られた範囲での利用においての利用も、個人的利用とみなされる、と。
家族に関してはコピーしたものを渡しても問題ないというわけですね。
その辺を理解した上で、いではく氏の発言をもう一度見てみましょう。

自宅内でのコピーは認められてはいるが、コピーを持ち出すのは『基本的に全面OK』ではない。
自宅内で使うものは仕方がないから認めるという程度。


自家用車というのは、『家庭内その他これに準ずる限られた範囲内』であると考えられます。
“自家用車” ですし、他人に聴かせることが目的ではありませんしね。
いではく氏の発言に関しては、「『基本的に全面OK』ではない」という発言の示す範囲が分かりませんし、「自宅内で使うものは仕方がないから」云々という言い方も非常に上から目線で、ぶっちゃけお前何様のつもり? と言いたくなります。
なんですかね、「仕方がない」って。
消費者を本気で馬鹿にしているとしか思えません。

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