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2008.03.18 Tuesday
中国によるチベット虐殺。これほど腹が立つことは久々でした。
中国とチベットの関係や、いかにチベット民族が中国から虐げられているかについては、色々と書かれているところも多いので、あえてここでは書きません。
この問題に関して、日本ができることは何でしょうか。
俺はやはり、北京五輪のボイコットが、中国に対して最もダメージを与えられるのではないか、と考えているのですが、悲しいかな、日本の総理大臣様である福田は、「双方が冷静に適切な対応を取ってほしい」とか、ふざけたことを言っていますし、高村外相はボイコットの可能性を否定した上で、「成功裏にやってもらいたいと日本政府は考えている」とか言ってますし、ほとほと政治家というのは阿呆だらけなのだな、と思ってしまいます。
チベット問題より先に、お前らの頭の中を憂慮するわ、そびえ立つクソが。
失敬。
とにかく、日本の政治家は事勿れ主義と言いますか、ぶっちゃけチベットがどうなろうと知ったこっちゃねーぜ、という考えのようです。
いや、事勿れ主義どころか、福田からして媚中派なわけで、チベットより中国様のご機嫌取りの方が大事なのでしょう。
毒餃子事件でさえ、未だ解決できていないわけですからね。
自国民もまともに守れない政治家が、他国の民まで守れる道理がない。
それは恥ずべきことであるはずなのに、彼らは「遺憾」「憂慮」そんな両生類のクソ以下の言葉しか吐かず、見て見ぬふりを決め込み、問題が過ぎ去るのを待っているだけです。
皆、すぐに忘れるだろう、と。
今回のチベットの件で、チベット人に何の罪があるでしょうか。
暴動というカタチになったことは、確かに良くないかもしれません。
しかし、他にどんなカタチで、その抑圧された感情を表現できるでしょう。
信教の自由を奪われ、高僧は改宗、または殺され、尼僧は犯され、世界遺産級の寺院は壊され、領土は漢民族に蹂躙され、それで何が “中国は民衆の人権と生活を保障している” でしょうか。
『悪いのは全てダライ・ラマ』
『自分たちは一切武力を用いていない』
『死亡者は全て、暴動を起こしたチベット人によるもの』
こんなこと、全世界に向けて、よくも発信できるものです。
フランスの外相は、五輪のボイコットを呼びかけています。
あの普段大人しいインドでさえも中国に対して懸念を表明しました。
五輪参加選手の中も、ボイコットを表明している人がいます。
スピルバーグ監督はダルフール問題に怒り、北京五輪の文化芸術顧問を辞めました。
では、日本は?
日本選手は企業がスポンサーについています。
自分の意思で、簡単にボイコットできないかもしれません。
しかし、良識ある企業、良識ある選手なら、ボイコットしていただきたい。
高村外相は、仏外相を見習ってボイコットを呼びかけていただきたい。
北京五輪をボイコットしても、何の意味もないと考えている人もいるかもしれませんが、中国に対して全世界が一枚岩となって「No!」を叩きつければ、間違いなく効果があるはずです。
世界的に孤立しても良いことなんて何もないですから。
俺はチベットが好きなので、こんなことを書いている、というわけではありません。
半分はその気持ちもありますが、ひいては日本のためであり、全世界のためでもあるのです。
中国が、西太平洋を支配しようという考えを持っているのは、ご存知でしょうか。
実際にアメリカに対し、上記を提案したことがあります(却下されましたが)
これはつまり、台湾、朝鮮半島は言うに及ばず、フィリピン、尖閣諸島、琉球列島から沖縄、果ては日本の本土までを自国のものとしたい、と言っているのと同義です。
俺はそんなことは全力で御免なので、非道の限りを尽くす中国に対し、日本はもっと強い立場を示していかなければならないのと共に、他国と協力して中国の横暴を諌めていかなければならないと考えます。
こんな脅迫紛いのことを言っている中国を、絶対に許してはいけないはずです。
毒餃子事件についても同じことです。
まぁ、まずは福田を総理の椅子から引き摺り下ろしたいところ。
あの人が総理をやっている間は、日本は中国の犬みたいなもんですからね。
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