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2017.12.22 Friday
今年の10月頃、唐突に「タナゴ竿を作ろう」と思い立ちました。冬の間はどうしても風邪を恐れるあまりビーチコーミングに行きづらく、また短時間で行ける干潟に関しては、干潮時でもあまり潮が引かないため、歩ける範囲が狭くなってしまい、これまた足が遠のいてしまいがちです。
それで冬の間だけ、家の中で楽しめる趣味は何かないものか、と考えたのがタナゴ竿作りというわけです。
タナゴとは、皆さんご存知でしょうが、メダカの次に小さいくらいの小魚です。
そんな小さい魚を釣るのですから、竿から仕掛けまで全て極小サイズです。
タナゴ釣りといえば、江戸時代から金持ちの趣味として人気があったと言われています。
食べるわけではない釣りという時点で道楽ですが、金蒔絵を施した竿や水箱(タナゴ用の魚篭)など、贅を尽くした道具もあったようですね。
現代でも職人さんの作る良いタナゴ竿は、それこそ天井知らずの値段だったりします。
俺は貧乏人ですから、そんなものは当然買うことはできません。
しかし、カーボン製やグラス製のメーカー既製品で釣るタナゴ、というのも少々味気ない。
ならば自分で作りましょう。
タナゴ竿の知識なんてありませんから、まずはネットで竿作りの情報を探しつつ、時々出先で竹を見つけては切ってくる、という感じです。
タナゴ竿といえば布袋竹(根元の節が詰まってうにゃうにゃしてる竹です)らしいのですが、これが何処に生えてるのか分からない。
色々探した挙句、いつも行く干潟の岸沿いに生えてましたw
また、今切川沿いにも生えているところがありました。
矢竹という竹も使えるというので、これまた方々を探したところ、わりと近所の城跡に生えてました。
しかし、さすがに国の史跡のものを勝手に採取するわけにもいきませんので諦めました。
俗に丸節竹と呼ばれている竹はそこら中に生えているので困ることはありません。
正式名称がよく分からないのですが、本当は何という名前なのでしょう。
とにかく、どの竹にしても節が詰まっているものが優品とされるようです。
本当に良い竹は滅多に見つからないとか。
まぁ、初心者の俺には今のところ関係ない話です。
さて、竹を切ってきても、すぐに竿つくりができるわけではありません。
最低でも半年は、竹を乾燥させなければいけないのです。
とりあえず切ってきた竹は洗って、ザッと枝を落としておきます。
そして屋外で1ヶ月〜3ヶ月ほど乾燥させたのち、屋内で陰干しするそうです。
俺は気が短いので、半分立ち枯れしているような竹を採取してきて、それで練習しています。
今年の冬は基本を覚えるだけで、そこそこ時間を潰せそうです。
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