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2014.08.09 Saturday
現在、土曜日の午前11時20分。台風の影響で物凄い雨が降っています。
今でこれなら、上陸したらどうなってしまうのやら。
とても心配です。
さて、木曜日の午前中のこと。
暇があったので、古川の渡しを見に行ってきました。
台風12号の影響で降った豪雨のせいか、干潟周辺は柔らかい泥が堆積して歩きづらいのなんの。

前から思ってたのですが、この木の杭のようなもの、木造橋だった古川橋の橋桁なのでは……。

増水の後だったので、本気でどざえもんかと……。
カカシでよかったです。

ちょっと面白いものを拾いました。
油を使用するタイプの灯明具だと思うのですが、どうも何となく新しく見えます。
しかし、油を使うという時点で、そんなに新しいはずもありません。
江戸から明治くらいなのでしょうか。
また、上皿っぽいものが随分と傾いてくっついているのも不思議です。
うーん……。

古川の渡しを後にして、博物館の企画展、まんまるワールドを見てきました。
鳴門の千鳥ヶ浜に漂着したイチョウハクジラ、綺麗な骨格標本になってましたよ。
素晴らしい!
他の動物の剥製や骨格標本も迫力があってよかったです。
その後、図書館も寄っていきました。
先日拾ったコバー十字目薬の資料がないか探したのですが、残念ながら見つからず。
謎は深まるばかりです。
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Comments

イチョウハクジラ、綺麗にできてるでしょう。さすがプロですよね。本当に変わった歯をしていルなぁと思います。案山子は、リアルですねぇ。写真でも怖い。

>森の人様
イチョウハクジラ、本当に綺麗に出来ていて驚きました。
まさに「いい仕事してますねー」という感じです。
イチョウハクジラの歯は、どうしてあのようなカタチになってのでしょう。
何かしらの理由があるのでしょうが、面白いですよね。
カカシは本気でびっくりして、腰抜かしそうになりましたw

ご無沙汰しています。
ちょっと前の記事へのコメントですが、ご容赦ください。
この灯明具、忙しい中でブログをチラ見していたときから気になってました(笑)
このタイプ、けっこう古そうな欠片を一度だけ拾ったことがありますが
基本的にはこちらであまり多くないタイプのようです。
傾いているのは火心(というのかな)を置くための処置…
油に浸りすぎないようにするような工夫ではないでしょうか。

>尚様
こんにちは!
こちらこそ、ご無沙汰しております。
陶片狂様をはじめとした先達の方々のHPなどで色々調べてみたところ、灯明具と一口に言っても、かなりの種類があるようですねー。
そちらはどのようなタイプのものが多いでしょうか?
ちなみに今回拾った灯明具、展示のために博物館で同定作業をしていただいたところ、1830年代から幕末までに作られた、大谷焼製灯明具、という結果が出ました。
上皿がなぜ傾いているのかについては現状不明のままなのですが、俺も尚様の推理が正しいと思います。
展示から戻ってきたら、一度火を灯してみようと考えていますw

大谷焼製灯明具ですか! やはりそれなりの年代物だったんですね。
それだけ保存状態がよいということでしょう。
こちらでは薄い皿タイプのが一般的ですね。
これも台に乗せて使う場合もあったようですが
その台はまず出てこないので、皿を直接机や棚などに置いたのかも?
江戸など近代遺跡からは、こちらの灯明具に似たタイプも出てます。
(記事のリンクをしておきます)

>尚様
何だか古いものには見えなかったので、実は最近の仏具じゃあるまいか、なんて思ってましたw
尚様のblogの灯明具を拝見しました。
これは灯明皿というやつですよね。
完品、羨ましいです!
これは二枚重ねて使うタイプのものでしょうか。
そういえば以前、当方のblogで記事にした『かわらけ』のようなものの欠片も、もしかしたら素焼きの灯明皿かもしれない、という話になってたのですが、詳しいことまでは分からず、展示には使われなかった、という裏話がありますw
生活必需品だった灯明具、もしかしたらもっと出るかもしれません。
注意してみたいと思います。
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