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2013.09.22 Sunday
鳴門の方ではアオリイカシーズンということで、久々に釣竿担いで櫛木海岸へ行ってみました。2人ほど先行者がいましたが、釣れている様子は無し。
それもそのはずで、潮が完全に底です。

最近、台風も含めて北風が強いので、櫛木海岸はゴミだらけ。
ちょっとだけ歩いてみましたが、ホントにゴミしかないです。
しばらくエギを投げたり、ハマチがいないかと思ってメタルジグ投げたりしてみましたが、一度メタルジグに当たりがあったくらい(多分ダツ)でした。
潮が引いてるときはダメですね。
そんなわけで、メバル用のワームで小魚と戯れて帰りました。

いつでも釣れてくれる可愛いやつ、アナハゼ。
その他、ベラやカワハギ、ちっこいムラソイなんかが釣れました。
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2013.09.19 Thursday
本日で、このblogも九周年でございます。開設を誕生日に合わせていますので、俺もひとつ歳をとりました。
十周年の区切りまで、あと一年。
早いもんですね。
年齢に関しては特に感慨もなく、最近白髪が増えたなぁ、と思うくらいのものです。
色々思い通りにいかないこのご時勢ですが、前向きに人生を楽しんでいきたいと思います。
皆様、今後とも、よろしくお願い致します。
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2013.09.18 Wednesday
漂着シーズン最後のチャンスか、と思われた台風18号ですが、徳島に吹いたのは待望の南風ではなく、残念ながら北西風でした。まぁ、進路的にそうなるだろうな、と予想はしていましたけどね……。
さてさて、本日はそんなビーチコーミング事情とは全く関係ない話です。
実は、1年半近く前に購入したiPhoneケース、BALLISTICが壊れてしまいました。
耐衝撃性、防塵性なんかを基準に選んだわりに、随分早く壊れてしまったものです。
しかし、今まで何度となく俺のiPhoneを守ってくれましたので、文句はありません。
多分、5回くらいは落としてますからね。
そんなわけで、急遽新しいケースが必要になりました。
ウチの相方はiPhoneを裸で使ってますが、とてもじゃないですが俺にはそんな勇気ありません。
1秒でも早く新しいケース……できれば頑丈で、裏面だけでなく、液晶も覆うタイプを手に入れなければ、と思って検索したところ、TAKTIKというものを見つけました。
耐衝撃、防塵、防滴、フロントの液晶を保護するガラスは頑丈で有名なゴリラガラス。
デザインも好みで素晴らしい……のですが、お値段も素晴らしく、安くても1万円から。
今月は諸々の事情で金欠。
iPhoneケースなんかにそんなお金、とてもじゃないですが出せやしません。
それならば、とヤフオクで検索。
ヤフオクなら並行輸入品みたいな感じで、少し安く手に入るのでは、と考えたわけです。
で、確かに検索したら出ました。
やたら安い。異常に安い。いくらなんでも安い。
これはさすがに偽物でしょう。
本物の写真と見比べてみたら、やはり微妙に違います。
「でも、もうこの際、偽物でもいいか」
「お金ないし、デザインは殆ど変わらないし」
文章で書くとあっさりですが、かなり葛藤しましたw

そんなこんなで買ったのが、TAKTIKのバッタモンでございます。
本物ほどの耐衝撃性、防塵性があるとは思っていませんが、作りは意外にキッチリしています。
落としたくらいでどうこうなることはないでしょう。
そのうちiPhone5sに買い換えるかもしれませんし、しばらく使えればいい、ということで。
ただ、この明らかな偽物を、本物だと思って買ってる人もいるんですよねー。
そう考えると、何とも複雑な気分になりました。
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2013.09.12 Thursday
1ヶ月に1回、喘息の定期健診に通っています。昨日は検診の後に少々時間が空いたので、久しぶりに吉野川を見に行ってきました。

随分と久々な古川の渡し。
まだまだ暑いですが、川沿いは秋らしい雰囲気。
先日、大雨が降ったこともあって、新しい陶片がいくつか表面に出ていました。
そんな陶片を拾いながら、ふと粘土質の土手部分を見ると、瓶のお尻部分が埋まっています。
どうせ割れてるんだろうなー、と思いつつ引っこ抜いてみたら、意外にも完品でした。
ラッキーです。

帰宅して洗浄したのがコレ。
深い緑色で、気泡が多いです。
作りもいい具合に雑で、味があります。

実は、このエンボスに気付いて引っこ抜いたのです。
右書きで「大日本麥酒株式會社製造」とあります。
最初、“麥” が読めなくて困りました。
これでも一応、元文学部生なんですがw
そう、麥は麦の旧字体で、つまり麥酒とは麦酒、ビールのことだったんですね。
そんなわけで、大日本麦酒株式会社を検索してみました。
Wikipediaによれば、大日本麦酒株式会社は1906年から1949年の間、日本に存在したビールメーカーで、一時は市場占有率70%近かったという大会社だったそうです。
1949年にアサヒ、サッポロ各社の前身となる会社に分かれ、今に至るとのこと。
エンボスが右書きということは戦中でしょうか?
何にせよ、少なくとも60年以上前のもの、ということになります。
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2013.09.10 Tuesday
2020年東京オリンピックが決定しましたね!まだ随分先の話ではありますが、楽しみです。
個人的にはトルコオリンピックもかなり見たかったのですがw
さて、今回のネタ元は、去年にまで遡ります。
南方系漂着物に恵まれた昨年の初秋、蒲生田岬の浜でシロツブと共に拾った一粒の種子。
ずっと何の種なのか、調べ続けていたんですよね。
こいつです。
大きさは5〜6mm程度でしょうか。
ヒルガオ科の種子であることは、『奄美大島 漂着マメの資料室』様で同じようなものが紹介されていたので早々に確定していたのですが、その先が分かりません。
実はグンバイヒルガオの種子なのでは、と調べてみたら似ているのはカタチだけ。
うーん、何なのだろう。
グンバイヒルガオはサツマイモ属(Ipomoea)なので、“Ipomoea seed” で画像検索してみよう、と思い立ったのが、ほぼ丸1年も経過したつい先日のこと。
その結果、最も近いように見えたのが、Ipomoea alba というもの。
ならば、と “Ipomoea alba” で検索してみると、「え? ヨルガオのことなの……?」
そうなんです。
ヨルガオの種子にそっくりなのでした。
とはいえ、まだ決定したわけではないので、一応 Ipomoea sp.ということにしておきますw
それにしても、一体どこから流れてきたのでしょうね。
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2013.09.06 Friday
シリーズも今日で最後です。室戸岬観光を終えた俺は、徳島への帰路につきました。
家までは140kmちょっとくらいでしょうか。
あー、遠いなー、だるいなー、と思いつつ、急いでも仕方ないのでのんびりと走ります。
途中、往路ではスルーした海岸が、結構良い感じに見えたので、少し寄り道していくことに。

室戸市室戸岬町三津の丸山海岸です。
ご覧の通りの砂利浜、というか礫浜なんですが、それでも他の岩場だらけの海岸よりは、随分と歩きやすそうに見えたんですよねー。

早速歩いてみると、ココヤシが。
これ以外にも2つ、合計3つありました。
あまり期待していなかったのですが、ちょっとテンションが上がりましたw

グンバイヒルガオが何株か生えてました。
持って帰ってみようかとも考えましたが、枯らせてしまうのが目に見えているのでパス。
一応、温室あるんですけどね。

何だか嗅いだことのあるイヤーな匂いが……。
辿っていくと、ありました。
ものすごいでかさのウミガメの骨です。
比較用に落ちてたペットボトルを置きました。
この時、ツイッターでリアルタイムにレポートしてたんですが、読み返してみると自分の興奮具合が半端なくて笑ってしまいますw
以下、その時の模様。
とーま @toma_jp 9月1日
ちょっとまってすごいでかいウミガメの死骸見つけたなにこれ
とーま @toma_jp 9月1日
くっさい!いや、そんなことはいい。マジでかい。
とーま @toma_jp 9月1日
割れてこのサイズってすごいな。マジででかい。
とーま @toma_jp 9月1日
結構広い範囲に骨が散らばっている。頭骨は見当たらない。
とーま @toma_jp 9月1日
頭骨があれば拾って帰るんだが。何カメだろうか。
……と、こんな感じで「でかい」連呼w
いや、本当に、今まで見たウミガメ死骸のイメージを覆す大きさだったので。

ちょっとアップで。
目測で縦1mくらいありそうです。
メジャーを持っていってなかったことが悔やまれます。

多分、腕(前ビレ)の根元の骨だと思います。
俺の手と比べてもこのサイズです。
ツイッターで専門家の方が見てくださったのですが、アオウミガメの老成個体では、とのこと。
アオウミガメってこんな大きくなるんですねー。
近くに頭骨がないかと探しましたが、残念ながら見つからず。
こんな大きなウミガメの頭骨ですから、かなり目立つはずなんですが。
と、砂利の上に何かが……。

おおお、なんとモダマ!
カメの頭骨を探していたらモダマを見つけてしまいました。
海岸でも最も高い位置にある砂利ゾーンにポツン、と。
まるで誰かが置いてあったかのようでした。
直径3.6cm 厚さ1.5cmのぷっくり型。
Entada rheediiでしょうか。
室戸まで来た甲斐がありました!
この後、更に頭骨を捜したのですが見つからず。
諦めて撤収しましたw

撤収する頃には、空もすっかり晴れていました。
宍喰の道の駅で小休止。
大砂海水浴場で渚の探偵:助手様の車を発見したので、モダマ発見のご報告。
次回、9月22日の『海の観察会』でまたお会いしましょう、と言ってお別れしました。
そして、更に走って日和佐の道の駅で小休止。

お約束のジンジャーエール。
以前、“漂着物を探そう”のときに、物産館で売っていたウミガメのコーヒーカップがとても可愛かったので、今度来た時に絶対買って帰ろう、と思っていたのですが、俺の欲しかったものだけ見事に売れてしまっていました。
まぁ、またそのうち入荷されるでしょう。
次に来たときのお楽しみ、ということでw
さて、そんなこんなで、徳島県南から高知県東部、室戸岬の旅、終了です。
今年はモダマを拾えず終わるのでは、と思っていたので、今回のモダマは値千金ですね。
できれば、9月中にもう1回くらいチャンスがあれば……。
いや、欲張っちゃダメですかね?w
←室戸岬編
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2013.09.05 Thursday
今回は、ビーチコーミングとは関係ない番外編です。佐喜浜町の海岸を歩いたあと、俺はこの後どうするかを考えていました。
漂着物はイマイチ。
この先の海岸を歩いても、恐らくは似たり寄ったりではないか。
それなら、どうせここまで来たのだから、室戸岬でも見て帰ろう。
……ということに。
小さい頃に一度、室戸岬には来ているはずですが、殆ど記憶はありません。
初めて同然なので、それなりに楽しめるのでは、と思ったわけです。
そんなこんなで、佐喜浜町から室戸岬まで、大体25kmほどをノンストップで走り抜けます。
他に車も全然走っていないので快適ドライブですw
気持ちよく走っていたら、いつの間にか室戸岬を通り過ぎていた、というアレなこともありましたが、30分ほどで到着しました。

風見鯨向かいの駐車場に車を停めました。
いいですね、このクジラ。
部屋に欲しいですw

遊歩道を通って、室戸岬の先端にある灌頂ヶ浜へ。
いつの間にか空も晴れて、かなり暑くなってきました。
足元にはサンゴ(写真の白いもの)がいっぱい。
石より多いのでは、というレベルです。
一抱え以上もあるような、巨大なヤツもありました。

灌頂ヶ浜から、山側を振り返ってみます。
ああ、室戸岬の先っぽにいるなー、という感じですw

中岡慎太郎の像がありました。
室戸市の北側に位置する、安芸郡北川村の出身だそうで。

お大師さんが青年時代に修行したという御厨人窟(みくろど)も見てきました。
ある意味、真言宗の聖地みたいなものなのに、なんで鳥居が? と思ったのですが、どうもこの御厨人窟の中には五所神社(祭神 大国主命)があるそうです。
また、現在は落石で入れなくなっていますが、すぐ隣の神明窟はその名の通り中に神明宮(祭神 大日孁貴)があるとのこと。
アマツカミとクニツカミが隣同士で祀られている、というのは面白いですね。

御厨人窟の中から外を眺む。
この、空と海だけが見える風景から、お大師さんは「空海」の法名を得たと言われています。

そんな青年時代のお大師さんです。
すごい大きさの像です。
しかし男前ですねー。
と、こんな感じで、1時間ほど室戸岬をウロウロして、自販機で水分を補給し、帰路につきました。
でも、実はまだ続きがありますw
←佐喜浜町編 室戸岬町編→
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2013.09.04 Wednesday
さて、東洋町を抜けて、気が付けば室戸市佐喜浜町。実を言うと、室戸市でのビーチコーミングは今回が初めて。
通り過ぎたことがあるだけで、歩いたことはなかったのです。

詳しい場所は分かりませんが、東洋町から佐喜浜町に入って、しばらく行ったあたり。
……だと思います。
岩が多く、結構歩きづらいところでした。

ハングルの書かれた、でっかいフロートです。
写真では分かりにくいですが、冷蔵庫ぐらいの大きさがあります。

しおしおに干からびたココヤシ。
持ち上げたら軽くて拍子抜けしました。

東洋町に続いて、またもや海亀の腹甲板。
死骸が多いということは、海亀の数自体が多いのでしょうね。
豊かな海である証拠だと思います。

半分に割れていますが、多分ニッパヤシではないかと。
南方系の漂着物が落ちていると、やはりテンションが上がります。
とはいえ、30分ほど歩いても、それ以上のものはありませんでした。
さぁ、ここまで来たらどうする?
行っちゃうか?
行っちゃいました。
というわけで、もう少し続きます。
次回は番外編。
←東洋町編2 室戸岬編→
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