ポラロイドカメラ         →ポラロイドカメラの使い方はこちら


■2009年12月のニュース
2008年夏、ポラロイド社がインスタントフィルム製造終了を発表し、悲嘆に暮れたポラファンの皆様。
ポラロイドブランドを買収したSummit Grobal Groupの日本法人、サミット・グローバル・ジャパン株式会社が、
2009年12月以降、ポラロイドカメラ関連商品(デジカメやフォトフレームなど)の取扱を開始するとのこと。
製造中止になっていたインスタントフィルムも2010年に再生産されるようです。
その上、
Polaroid ONEや名機SX-70まで復刻する予定だそうですよ。
嬉しいですね。


多くの人が誤解していることがあります。
ポラロイドカメラ=インスタントカメラだと思っていませんか?
これは間違いで、ポラロイド社が作ったインスタントカメラ=ポラロイドカメラなのです。
撮影した写真がその場で見られるという技術を確立したのは、ポラロイド社(米国)の創立者、ランド博士でした。
古いポラロイドカメラには、LAND CAMERAとしっかり書いてあります。
ランド博士は1982年にポラロイド社を離れましたが、ポラロイド社は今も現役です。
日本ポラロイド株式会社から新製品も時々リリースされています。
こういったインスタントカメラはデジカメの普及とともに姿を消し始め、人々の関心も薄れていきました。
しかし、その独特の写りに魅せられた人もいて、今でもファンは少なくありません。
ここでは、手元にあるポラロイドカメラを紹介します。




Supercolor AutoFocus 3500
祖父が使っていたもので、管理人がまだ小さい頃はこのカメラでよく撮ってくれていました。
フィルムはSX-70というもので、既に製造中止になっています。




Spirit 600
リサイクルショップで購入したもの。
フィルムはポラロイド600高感度レギュラーという、現在では最もポピュラーなもの。




撮影モード。
無愛想な雰囲気のくせに、ワンポイントで虹色のラインが引いてあるのが憎いです。




Supercolor 635
これもリサイクルショップで買ったものです。
フィルムはポラロイド600高感度レギュラー。




撮影モード。
正直なところ、Spirit 600との違いが全くわかりません。




637
色と形がなかなか可愛い一台です。
これはハードオフのジャンク箱から救出したもの。
箱や説明書はありませんが、ほとんどデッドストック品に近い感じです。
フィルムはやはりポラロイド600高感度レギュラー




撮影モード。
所々に使われているミントグリーンがいい感じ。




斜めから見るとこんな感じです。
手を入れる部分がついているおかげで持ちやすいです。




636 Closeup
これも637と同じくハードオフのジャンク箱から救出。
箱はボロボロですが、説明書や保証書までついています。
おそらくデッドストックでしょう。
価値はなくてもデッドストックだと思えば得した気分。
人間は単純です。
フィルムはポラロイド600高感度レギュラー




手持ちの中でも最も無愛想な表情。
飾り気が全くありません。
ひたすらに無骨。




撮影モード。
クローズアップの象徴である赤いチューリップマークが、少し浮いています。




1000
二台目のLAND CAMERAです。
センターのレインボーラインが良い味出してます。
フィルムはSX-70です。




かの有名なSX-70アラジンと同じ写りが味わえます。
ただ、フィルムが手に入りにくいのが玉に瑕。
全く同じ形で  “OneStep” という名前のものもありますが、中身も同じものです。




600
ハードオフ産。
うーん、黒に黄色は格好いい。
フィルムはポラロイド600高感度レギュラー。




派手でいいです。
良好な状態のわりには安値で叩き売りされてました。
デジカメ全盛の時代ゆえ、余程買う人がいないのでしょう。